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ハムスター (Hamster) 行動 軽度

毛引き

Barbering / 毛引き

概要

自己または同居個体による過度の毛噛み。

主な症状

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臨床徴候

ハムスターにおける毛引きの臨床徴候は心機能低下の程度により段階的に進行する。代償期(無症候): 心雑音が唯一の所見、聴診で発見される。早期心不全: 運動不耐性・咳(左心不全)・腹水(右心不全)。進行性心不全: 呼吸困難・チアノーゼ・失神・夜間咳。末期: 起座呼吸・肺水腫・心原性ショック。猫では FATE(大動脈血栓塞栓症)として急性後肢麻痺・冷感・疼痛・パルス消失で発症することがある。

原因

皮膚機能に関連する不適応行動が原因。不十分なスペース・不適切な社会集団・不足した環境エンリッチメント・不適切な食事・取扱いストレスが寄与。ハムスターの種特異的な運動・社会化・環境複雑性のニーズの充足が必要。

病態生理

ハムスターの皮膚機能に影響する行動病理は、環境的・社会的・心理的ストレスに起因する。不適切な飼育環境が不適応行動を誘発する。慢性ストレスが視床下部-下垂体-副腎軸を活性化し、コルチゾール上昇・免疫抑制・二次的身体疾患をもたらす。ハムスターの種特異的行動ニーズの充足が行動障害予防に不可欠。

診断

同居個体による毛抜き行動または自己による過剰グルーミングで脱毛を生じた状態。被毛の断端(途中で切断された毛幹)と毛根の状態を顕微鏡で確認。バーバリングでは毛根は正常で毛幹が途中で切れている。同居個体の観察(優位個体が劣位個体を咬む)。単独飼育にして改善するか確認(自己バーバリング vs 他個体)。ストレス要因(過密・環境変化・退屈)の聴取。鑑別として真菌症・外部寄生虫・内分泌性脱毛を除外。皮膚掻爬・真菌培養を実施

治療

ハムスターにおける毛引きの治療: 原因の鑑別(真菌培養/皮膚掻爬/細胞診)。感染性は適切な抗菌薬/抗真菌薬。アレルギー性は原因除去+対症療法。環境改善・衛生管理。

予防

予防には適切な飼育管理(適切な食事・清潔な環境・最適な温湿度);定期的な獣医師の健康診断;新規動物の検疫;ストレス軽減;種特異的予防措置が含まれる

予後

行動疾患の予後は原因の特定と環境改善の可能性に依存する。適切な環境エンリッチメントと飼育改善で多くの行動問題は改善する。慢性的な自傷行為や重度のストレス関連疾患は管理が困難。早期介入が予後改善に重要。

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