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ハムスター (Hamster) 皮膚 中等度

膿皮症

Pyoderma / 膿皮症

概要

闘争傷や自傷による細菌性皮膚感染で、膿疱や痂皮を形成する。

主な症状

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臨床徴候

ハムスターにおける膿皮症の臨床徴候は原因と病期により異なる。急性: 紅斑・水疱・湿潤性病変・激しい掻痒・脱毛(接触性皮膚炎・蕁麻疹)。慢性: 苔癬化・色素沈着・脱毛・落屑・痂皮(アトピー性皮膚炎・慢性膿皮症)。分布パターンが診断に有用: 顔面・指趾(アトピー)、耳・腹側(蚤アレルギー)、対称性脱毛(内分泌性)、円形病変(皮膚糸状菌・毛包虫)。

原因

ハムスターにおける膿皮症の原因: 闘争傷や自傷による細菌性皮膚感染で、膿疱や痂皮を形成する。

病態生理

ハムスターの膿皮症は臨床的に重要な疾患で、皮膚常在菌(主にStaphylococcus pseudintermedius/aureus)の異常増殖が直接的原因である。病態の進行は原因と宿主の免疫状態に依存する。早期発見・早期治療が予後改善の鍵。

診断

皮膚の膿疱・表皮小環(epidermal collarette)・痂皮・脱毛の臨床評価。皮膚スワブの細胞診(スタンプ塗抹)で変性好中球・細胞内球菌を確認。細菌培養・感受性試験で原因菌(Staphylococcus aureus等)を同定。皮膚掻破検査で寄生虫(Demodex等)の合併を除外。CBC(採血量≤体重の1%)で好中球増加を確認。深在性膿皮症では皮膚生検で毛包炎・蜂窩織炎の組織像を確認。免疫抑制の基礎疾患(クッシング病・副腎腫瘍・高齢)の精査が重要

治療

ハムスターにおける膿皮症の治療には、可能であれば培養感受性試験に基づく標的抗菌薬療法が必要である。結果待ちの間は経験的広域抗菌薬を開始する。抗菌薬治療期間は感染の排除と耐性予防に十分な期間とする。膿瘍や壊死組織には外科的排膿またはデブリードマンが必要な場合がある。支持療法として輸液、鎮痛薬、抗炎症薬、栄養サポートを行う。

予防

膿皮症の予防には適切な衛生管理・消毒、利用可能なワクチン接種、創傷の迅速な処置、ストレス軽減、適切な換気、感染動物の隔離が含まれる。

予後

膿皮症の予後: 早期発見と適切な治療で多くの疾患は予後良好。慢性疾患は定期的モニタリングと治療調整で長期管理可能。

関連する薬品

💊 エンロフロキサシン

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