ヘキサミタ症(内部鞭毛虫症)
Hexamita / Spironucleus (Internal Flagellates) / ヘキサミタ症(内部鞭毛虫症)
概要
内部寄生性鞭毛虫感染。シクリッド、ディスカス、エンゼルフィッシュに多い。
主な症状
体色の黒化
痩せ(やつれ)
隠れて出てこない
活動低下・沈下
食欲不振
白い糸状の糞
原因
腸管鞭毛虫 Hexamita salmonis または Spironucleus 属。ストレス、栄養不良、過密、水質不良により、通常は共生的な微生物が病的に増殖。
病態生理
鞭毛虫が腸管内腔にコロニーを形成し粘膜上皮に侵入、吸収不良と慢性腸炎を引き起こす。栄養吸収障害は進行性の消耗と白い糸状粘液便を招く。重症例では他臓器(胆嚢、腎臓)への全身播種が起こりうる。
治療
メトロニダゾール薬餌または浴、水温上昇、栄養改善。
予防
バランスの取れた栄養豊富な食餌、過密回避、定期的な水換え。新規魚の検疫。
予後
早期のメトロニダゾール治療と食餌改善でやや良好〜良好。全身播種を伴う進行例の予後は慎重。
関連する薬品
※ 薬品辞書で詳細な投与量・副作用情報を確認できます
感染症の他の疾患(魚)
VetDictで魚の鑑別診断を行う
症状チェッカーを使う関連する疾患
※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。