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魚 (Fish) 中等度

穴あき病(頭部穿孔症・HLLE)

Hole-in-the-Head Disease (HITH / HLLE) / 穴あき病(頭部穿孔症・HLLE)

概要

頭部と側線に潰瘍性病変を形成。ヘキサミタ/スピロヌクレウス、栄養不良、水質悪化が関連。

主な症状

discoloration emaciation lethargy loss of appetite ulcers white stringy feces

原因

多因子性。腸管内のヘキサミタ/スピロヌクレウス鞭毛虫感染、ビタミン・ミネラル欠乏(特にビタミンC・D)、慢性的な水質不良、微量元素を除去する活性炭フィルターの使用が関連。

病態生理

側線と頭部の感覚孔が、鞭毛虫による炎症と構造的ミネラルの栄養不足の複合作用でびらんする。病変は小さな穴から始まり、進行性に深いクレーターに拡大。水流感知に不可欠な側線系は進行例で永続的に損傷される。

治療

メトロニダゾール浴または薬餌、栄養改善(ビタミン・ミネラル補給)、水質改善、活性炭除去。

予防

栄養豊富で多様な食餌(ビタミン・ミネラル強化)、定期的な水換え、活性炭の長期使用を避ける。

予後

慢性かつ緩徐進行性。初期病変は食餌改善とメトロニダゾールで治癒しうる。進行した深いクレーターは不可逆的で永続的な瘢痕を残す。

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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
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