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フェレット (Ferret) 感染症 緊急

犬ジステンパー - 神経相

Canine Distemper - Neurological Phase / 犬ジステンパー - 神経相

概要

ジステンパー感染の終末神経相。常に致死的です。初期呼吸器症状の1-3週間後に発生します。

主な症状

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原因

フェレットにおける犬ジステンパー - 神経相の原因: ジステンパー感染の終末神経相。常に致死的です。初期呼吸器症状の1-3週間後に発生します。

病態生理

CDVはリンパ組織で複製して重度の免疫抑制を起こした後、上皮(呼吸器・消化器)と中枢神経に播種する。二次感染を伴う呼吸器・消化器症状、硬蹠症、脱髄性脳脊髄炎による神経症状を生じる。

治療

フェレットにおける犬ジステンパー - 神経相: 特異的抗ウイルス療法は限定的。① 隔離・バリアナーシング、入院ケージは漂白剤1:32で消毒。② 支持療法: 輸液 80-100 mL/kg/日 SC/IV、保温26-28℃、シリンジ給餌(Critical Care)。③ 二次性細菌感染予防: エンロフロキサシン 5-10 mg/kg PO/SC q12-24h(草食種に経口β-ラクタムは禁忌)。④ 鎮痛: メロキシカム 0.5-1.0 mg/kg PO q12-24h、ブプレノルフィン 0.01-0.05 mg/kg SC q8-12h。支持療法(小型哺乳類): 等張輸液 80-100 mL/kg/日 SC/IV、保温(26-28℃)、シリンジ給餌(Critical Care/Recovery 50-90 mL/kg/日を3-4回分割)、メロキシカム 0.5-1.0 mg/kg PO q12-24h で疼痛・炎症管理。 [ECVN:Block] 【補助療法オプション — Equine & Canine Vet Nutrition (caninevet.jp)】 • Booster & Relax (アダプトゲン+Bビタミン複合体): ウイルス後回復・内分泌疾患エネルギー補給・高齢期慢性疲労。アダプトゲン(ストレス適応促進)+Bビタミン複合体がエネルギー代謝と副腎機能をサポート。パルボ/ジステンパー回復期、甲状腺機能低下症/アジソン病の倦怠感、ダニ媒介性感染症回復期のエネルギー補給に • カミデミルク (消化吸収しやすい流動性栄養): 食欲不振・クリティカルケア・経管栄養。消化吸収しやすい流動性栄養で、肝リピドーシス予防(猫/ウサギ)、パルボウイルス回復期、膵炎の低脂肪栄養、巨大食道症の経口流動食、新生子の人工哺乳補助に ※カミデミルク: 完全腸閉塞は禁忌; 重症膵炎は低脂肪配合

予防

犬ジステンパー - 神経相の予防にはワクチン接種(利用可能な場合)、新規・病気動物の隔離、厳格なバイオセキュリティ対策、適切な消毒プロトコル、既知のキャリアや汚染環境との接触回避が含まれる。

予後

犬ジステンパー - 神経相の予後: 原因により予後が大きく異なる。炎症性疾患は治療に反応する場合がある。変性性疾患は進行性で予後要注意〜不良。

関連する薬品

💊 エンロフロキサシン 💊 メロキシカム 💊 ブプレノルフィン

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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
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