犬ジステンパー - 神経相
概要
ジステンパー感染の終末神経相。常に致死的です。初期呼吸器症状の1-3週間後に発生します。
主な症状
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臨床徴候
フェレットにおける犬ジステンパー - 神経相の臨床徴候は感染部位と病原体特性により多様だが、共通所見として発熱・元気消失・食欲不振・体重減少が認められる。局所感染では発赤・腫脹・疼痛・排膿を、全身感染では脱水・敗血症・多臓器不全に進展しうる。幼若・高齢・免疫抑制状態は重症化リスクが高く、早期介入が予後改善に直結する。
原因
フェレットにおける犬ジステンパー - 神経相の原因: ジステンパー感染の終末神経相。常に致死的です。初期呼吸器症状の1-3週間後に発生します。
病態生理
CDVはリンパ組織で複製して重度の免疫抑制を起こした後、上皮(呼吸器・消化器)と中枢神経に播種する。二次感染を伴う呼吸器・消化器症状、硬蹠症、脱髄性脳脊髄炎による神経症状を生じる。
診断
初期の皮膚病変(顎下丘疹・足底パッド過角化)に続き、発症10-14日後に神経症状(振戦・ミオクローヌス・痙攣・後肢不全麻痺・運動失調)が出現。RT-PCR検査(血液・CSF・尿・結膜スワブ)でCDV RNAを検出。CSF分析で単核球性細胞増多・蛋白上昇を確認。MRI(利用可能な場合)で白質の脱髄病変を評価。CBC・血液生化学でリンパ球減少を確認。フェレットのCDV神経相は予後極めて不良(致死率ほぼ100%)で安楽死の判断が必要になることが多い
治療
フェレットにおける犬ジステンパー - 神経相: 特異的抗ウイルス療法は限定的。① 隔離・バリアナーシング、入院ケージは漂白剤1:32で消毒。② 支持療法: 輸液 80-100 mL/kg/日 SC/IV、保温26-28℃、シリンジ給餌(Critical Care)。③ 二次性細菌感染予防: エンロフロキサシン 5-10 mg/kg PO/SC q12-24h(草食種に経口β-ラクタムは禁忌)。④ 鎮痛: メロキシカム 0.5-1.0 mg/kg PO q12-24h、ブプレノルフィン 0.01-0.05 mg/kg SC q8-12h。支持療法(小型哺乳類): 等張輸液 80-100 mL/kg/日 SC/IV、保温(26-28℃)、シリンジ給餌(Critical Care/Recovery 50-90 mL/kg/日を3-4回分割)、メロキシカム 0.5-1.0 mg/kg PO q12-24h で疼痛・炎症管理。
予防
犬ジステンパー - 神経相の予防にはワクチン接種(利用可能な場合)、新規・病気動物の隔離、厳格なバイオセキュリティ対策、適切な消毒プロトコル、既知のキャリアや汚染環境との接触回避が含まれる。
予後
犬ジステンパー - 神経相の予後: 原因により予後が大きく異なる。炎症性疾患は治療に反応する場合がある。変性性疾患は進行性で予後要注意〜不良。
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