ヤギリステリア症
概要
サイレージ給餌に関連するリステリア・モノサイトゲネスによる脳炎。
主な症状
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臨床徴候
その他エキゾチック動物におけるヤギリステリア症の臨床徴候は感染部位と病原体特性により多様だが、共通所見として発熱・元気消失・食欲不振・体重減少が認められる。局所感染では発赤・腫脹・疼痛・排膿を、全身感染では脱水・敗血症・多臓器不全に進展しうる。幼若・高齢・免疫抑制状態は重症化リスクが高く、早期介入が予後改善に直結する。
原因
その他におけるヤギリステリア症の原因: サイレージ給餌に関連するリステリア・モノサイトゲネスによる脳炎。
病態生理
L. monocytogenes は細胞内寄生し、三叉神経等を上行して脳幹に達し、片側性脳幹脳炎(旋回運動・顔面麻痺・嚥下障害)を起こす。妊娠動物では胎盤感染により流産を招く。
診断
神経症状(旋回運動・斜頸・顔面神経麻痺・流涎・嚥下困難)の臨床評価。CSF分析でリンパ球性細胞増多・蛋白上昇を確認。血液培養・CSF培養でListeria monocytogenesを分離。PCRによる迅速検出。CBC(単球増多が示唆的)・血液生化学で全身状態を評価。汚染サイレージ(pH>5.0でListeria増殖)からの経口感染が最も多い経路であり、飼料の品質・保管状態の聴取が重要。人獣共通感染症であり、妊娠女性への感染リスクに注意。
治療
その他におけるヤギリステリア症の治療には、可能であれば培養感受性試験に基づく標的抗菌薬療法が必要である。結果待ちの間は経験的広域抗菌薬を開始する。抗菌薬治療期間は感染の排除と耐性予防に十分な期間とする。膿瘍や壊死組織には外科的排膿またはデブリードマンが必要な場合がある。支持療法として輸液、鎮痛薬、抗炎症薬、栄養サポートを行う。
予防
ヤギリステリア症の予防には適切な衛生管理・消毒、利用可能なワクチン接種、創傷の迅速な処置、ストレス軽減、適切な換気、感染動物の隔離が含まれる。
予後
ヤギリステリア症の予後: 早期治療で多くは良好。定期モニタリングで管理可能。
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