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その他エキゾチック (Exotic Other) その他 緊急

狂犬病(エキゾチック哺乳類)

Rabies (Exotic Mammal) / 狂犬病(エキゾチック哺乳類)

概要

その他エキゾチックにおけるウイルス性の神経系疾患。狂犬病は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。

主な症状

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臨床徴候

その他エキゾチック動物における狂犬病(エキゾチック動物)の臨床徴候は感染部位と病原体特性により多様だが、共通所見として発熱・元気消失・食欲不振・体重減少が認められる。局所感染では発赤・腫脹・疼痛・排膿を、全身感染では脱水・敗血症・多臓器不全に進展しうる。幼若・高齢・免疫抑制状態は重症化リスクが高く、早期介入が予後改善に直結する。

原因

その他エキゾチック動物の狂犬病は狂犬病ウイルス(リッサウイルス属)の感染による。感染動物の咬傷を介して唾液中のウイルスが侵入する人獣共通感染症で、日本では届出対象。

病態生理

エキゾチック動物の狂犬病は全ての哺乳類に感染しうるリッサウイルスによる致死的脳炎。フェレットは犬猫に次いでワクチン接種が推奨される種(IMRAB-3)。ウサギ、げっ歯類は一般に感受性は低いが感染報告はある。コウモリは自然宿主として重要で、飼育コウモリ(果実コウモリ等)は要注意。日本は清浄国だが、海外から持ち込まれるエキゾチック動物のリスクは残存。全ての哺乳類のエキゾチック動物で狂犬病は鑑別診断に含めるべき (Rupprecht CE et al. Lancet Infect Dis 2002;2:327-343)。

診断

神経症状(攻撃性・麻痺・異常行動・流涎)の臨床観察が第一。確定診断は死後の脳組織蛍光抗体法(FA)またはRT-PCRによる。生前診断は皮膚生検(項部毛包)のFA法、唾液RT-PCR、血清中和抗体検査で試みるが感度に限界あり。ワクチン接種歴・咬傷歴・流行地域への曝露歴を必ず確認。法定伝染病であり、疑い例は直ちに行政機関へ届出が必要。

治療

【エキゾチック動物における狂犬病(エキゾチック哺乳類)】 狂犬病(エキゾチック哺乳類)はエキゾチック動物における正確な臨床評価(病歴、身体検査、CBC・生化学、画像)から治療方針を決定。 基礎疾患の特定→特異的治療+支持療法の組み合わせが原則。 経過モニタリング: 主訴の改善、検査値の変化、QOLを2-4週毎に再評価。 複雑症例はエキゾチック動物専門医(ACZMまたはAVMAエキゾチック分科会等)に紹介を検討。 支持療法: 種に適切な輸液・栄養管理・疼痛緩和を行う。 【鑑別と経過観察】類似症候を呈する疾患の除外と、治療4-8週後の再評価が予後改善の鍵。重症度・併発症によってはエキゾチック動物の専門医紹介を考慮する。

予防

その他エキゾチック動物における狂犬病(エキゾチック動物)の予防は適切なワクチネーションプログラムの実施が中核である(利用可能な場合)。衛生的飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間設定(最低14日、感染症によっては60日以上)、過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力維持、ストレス軽減が重要。感染動物との接触回避、汚染器具・環境の消毒(次亜塩素酸・アルコール系・第四級アンモニウム製剤を病原体に応じて選択)を徹底する。定期的健康診断による早期発見と治療が蔓延防止に寄与する。

予後

発症後の致死率は100%。治療法なし。フェレットのみワクチン(IMRAB-3)が認可されている。海外渡航時のペット持ち込み規制に注意。エキゾチック哺乳類の原因不明の神経症状では常に鑑別に含める (Rupprecht CE et al. 2002)。

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