内臓痛風急性型
概要
急性腎不全による内臓表面への尿酸の急性沈着で、しばしば致命的。
主な症状
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臨床徴候
鳥における内臓痛風急性型の臨床徴候はホルモン異常または代謝障害の種類により特異的パターンを示す。糖尿病: 多飲多尿・多食・体重減少。甲状腺機能亢進: 体重減少・多食・多動・心拍数上昇。クッシング症候群: 腹部膨満・脱毛・多飲多尿・薄い皮膚。アジソン病: 元気消失・嘔吐・下痢・電解質異常。低血糖: 振戦・痙攣・意識低下。早期は無症候性に進行することが多く、定期的内分泌スクリーニングが早期発見の鍵。
原因
鳥における内臓痛風急性型の原因: 急性腎不全による内臓表面への尿酸の急性沈着で、しばしば致命的。
病態生理
内臓痛風急性型は鳥における代謝・内分泌疾患である。基礎病態はホルモンのフィードバックループ、酵素活性、または基質代謝の調節障害を伴う。循環ホルモン、電解質、代謝中間体のバランス異常が複数の臓器系にわたる細胞機能に影響を及ぼす。代償機構が一時的に恒常性を維持するが、最終的に代償不全に陥り、進行性の臨床的悪化と多臓器への影響を引き起こす。
診断
急性沈鬱・食欲廃絶・膨羽・多飲多尿・急性死の臨床評価。血液生化学(採血量≤体重の1%)でUA著増(>15 mg/dL)・K上昇・Ca/P異常を確認。腹部超音波で腎腫大・高エコー腎実質を検出。X線で内臓表面の石灰化沈着を評価。剖検で心臓・肝臓・腎臓・気嚢表面の白色チョーク様尿酸塩沈着(内臓痛風の特徴的所見)を確認。CBC で脱水・ヘテロフィル変動を確認。鳥類の急性内臓痛風は急性腎不全→高尿酸血症→尿酸塩の漿膜面析出が病態で、予後は極めて不良
治療
鳥内臓型痛風: ① 病態—腎不全に伴う高尿酸血症で心嚢膜・肝・脾・腎実質に尿酸塩沈着。症状出現時には進行例で予後不良。② 確定: 血漿尿酸 >15 mg/dL(種別正常上限差あり)、X線・超音波で内臓白濁、致死症例の剖検で確定。③ 緊急的初期: 温輸液(5%デキストロース加リンゲル 50-100 mL/kg/日 SC/IO)—腎還流・尿酸排泄促進。保温30-32℃、強制給餌(Emeraid Omnivore)。④ 尿酸降下: アロプリノール 10-30 mg/kg PO q12-24h(⚠オウム目では一部毒性報告、Galah は要注意)、代替: ベンズブロマロン 5 mg/kg PO q24h(試験的)。⑤ コルヒチン 0.04 mg/kg PO q24h(炎症抑制、長期使用は注意)。⑥ 食事: 低タンパク食(蛋白 12-14%)、水分供給(果物・野菜中心)、ビタミンA過剰回避。⑦ 原因検索: 慢性脱水、高タンパク食、ビタミンA欠乏、腎毒性薬剤(aminoglycoside)、感染性腎症。支持療法(鳥類): 保温28-30℃(重症は30-32℃)、皮下/骨内輸液 50-100 mL/kg/日 (温乳酸リンゲルまたはノルモソルR)、強制給餌(Emeraid Omnivore/Carnivoreなど 20-30 mL/kg q4-6h)、酸素分圧40%以下を維持しつつ呼吸補助。
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予防
内臓痛風急性型の予防には適切な食事設計、血液検査を含む定期的な健康モニタリング、健康体重の維持、過剰なおやつや不適切な食事の回避、無症候性変化の早期発見時の迅速な介入が含まれる。
予後
内臓痛風急性型の予後: 早期発見と適切な治療で多くの疾患は予後良好。慢性疾患は定期的モニタリングと治療調整で長期管理可能。
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