心臓弁膜症
Valvular Heart Disease / 心臓弁膜症
概要
心臓弁の変性または感染による心不全。
主な症状
腹部膨満
運動不耐性
無気力
呼吸窮迫
衰弱
原因
鳥における心臓弁膜症の原因: 心臓弁の変性または感染による心不全。
病態生理
心臓弁膜症は鳥における循環器疾患である。心臓、大血管、または末梢血管系の構造的・機能的異常を伴う。心拍出量の低下、弁膜機能障害、調律異常により組織灌流が障害される。代償機構(神経ホルモン活性化、心室リモデリング)が一時的に機能を維持するが、進行性の心筋劣化を引き起こす。心不全、血栓塞栓症、突然死が進行期疾患の潜在的結果である。
治療
鳥における心臓弁膜症の治療: うっ血性心不全にフロセミド0.1-0.2mg/kg IM q12h(急性期)→0.1mg/kg PO q12-24h(維持期)。ACE阻害薬: エナラプリル1.25mg/kg PO q12-24h。収縮機能低下にはピモベンダン0.25mg/kg PO q12hを検討。不整脈がある場合は心電図評価後に抗不整脈薬を検討。低ナトリウム食。安静とストレスの軽減が重要(保温28-30℃、静かな環境)。呼吸困難時は酸素投与(40%酸素チャンバー)。定期的な心エコー・X線検査で心拡大と腹水・肝腫大を評価。
予防
心臓弁膜症の予防: 定期的な心臓検査(聴診、心エコー)。リスク品種のスクリーニング。適切な体重管理と運動量。低ナトリウム食(心不全リスク群)。
予後
心臓弁膜症の予後: 基礎心疾患の種類と重症度による。軽度は適切な内科管理で長期生存可能。重度心不全は予後要注意。定期的な心エコーによるモニタリングが重要。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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