脾臓疾患(脾炎)
概要
感染、腫瘍、溶血性原因による脾臓の炎症または腫大。
主な症状
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臨床徴候
鳥における脾臓疾患(脾炎)の臨床徴候は感染部位と病原体特性により多様だが、共通所見として発熱・元気消失・食欲不振・体重減少が認められる。局所感染では発赤・腫脹・疼痛・排膿を、全身感染では脱水・敗血症・多臓器不全に進展しうる。幼若・高齢・免疫抑制状態は重症化リスクが高く、早期介入が予後改善に直結する。
原因
鳥における脾臓疾患(脾炎)の原因: 感染、腫瘍、溶血性原因による脾臓の炎症または腫大。
病態生理
脾臓疾患(脾炎)は鳥における腫瘍性疾患である。癌遺伝子、腫瘍抑制遺伝子、DNA修復機構における遺伝子変異の蓄積により腫瘍性形質転換が生じる。制御不能な細胞増殖により腫瘍が形成され、局所組織への浸潤・破壊の可能性がある。悪性腫瘍はリンパ行性または血行性に転移しうる。高カルシウム血症、悪液質、免疫調節障害などの腫瘍随伴症候群が原発腫瘍に伴い、罹患率に寄与することがある。
診断
非特異的な沈鬱・食欲低下・体重減少の臨床評価。腹部超音波で脾腫(正常サイズの2倍以上)・脾実質エコー異常を検出。X線で腹腔内軟部組織陰影の拡大を確認。CBC(採血量≤体重の1%)で白血球数変動・異型細胞を評価。血液生化学でAST・LDH変動を測定。FNA細胞診で脾臓の細胞構成を評価。感染性原因(クラミジア・マイコバクテリウム・ウイルス等)のPCR検索。鳥類の脾炎は多くの全身感染症で認められる所見であり、原因同定が治療方針決定に不可欠
治療
鳥における脾臓疾患(脾炎)の治療: 抗菌薬(培養感受性に基づく)。ネブライゼーション。酸素療法(重症時)。保温。栄養サポート。環境改善(換気・粉塵低減)。
予防
脾臓疾患(脾炎)の予防は限定的であるが、ホルモン依存性腫瘍軽減のための避妊・去勢手術、既知の発癌物質の回避、早期発見のための定期健診、適正体型の維持、該当する場合は遺伝的素因軽減のための責任ある繁殖が含まれる。
予後
脾臓疾患(脾炎)の予後: 早期発見と適切な治療で多くの疾患は予後良好。慢性疾患は定期的モニタリングと治療調整で長期管理可能。
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