腎不全(急性/慢性)
概要
鳥における代謝性の泌尿器系疾患。急性腎不全は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
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臨床徴候
鳥における急性腎不全の臨床徴候は病態と進行段階により異なる。慢性腎臓病: 多飲多尿・体重減少・食欲不振・嘔吐・口臭・脱水(早期は無症候)。急性腎障害: 無尿/乏尿・嘔吐・元気消失・電解質異常。下部尿路疾患(FLUTD/FIC): 頻尿・排尿困難・血尿・排尿時痛・不適切排尿、雄では尿閉(緊急)。尿路感染: 頻尿・血尿・濁尿・発熱(腎盂腎炎時)。
原因
鳥における代謝性の泌尿器系疾患。急性腎不全は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
鳥における代謝性の泌尿器系疾患。急性腎不全は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
診断
血液生化学(UA>15mg/dL→重度腎障害、鳥類はBUN/Creが哺乳類ほど鋭敏でなくUAが主要腎マーカー、Ca/P比異常→腎性MBD)。CBC(有核RBC出現・PCV低下→脱水補正後の真の貧血評価、異好球→感染性腎炎)。尿検査(鳥類では尿糞混合排泄のため分離採取が必要、糸球体由来蛋白尿の評価)。腹部超音波/X線(腎腫大・腎結石・痛風性沈着)。鑑別:脱水・感染性腎炎(多発性嚢胞腎)・腎毒性(アミノグリコシド等)・尿路閉塞・関節型/内臓型痛風
治療
輸液療法、食事療法(腎臓食)、リン吸着剤、制吐薬、ACE阻害薬、貧血に対するエリスロポエチン。腎パラメーターの定期的モニタリング。
予防
鳥における急性腎不全の予防は腎機能の早期スクリーニングと環境管理が中心。定期的健康診断(7歳以上は年1回、10歳以上は半年に1回)でクレアチニン・SDMA・尿比重・尿蛋白・血圧を評価。水分摂取量増加(ウェットフード・循環式給水器)、腎毒性物質(NSAID過量・抗凍液・ユリ・特定抗菌薬)の管理。FLUTD予防: ストレス軽減・低マグネシウム食・複数トイレ提供。歯科ケアによる細菌の腎播種予防。
予後
鳥における急性腎不全の予後はIRISステージと進行速度により異なり、早期(ステージ2)は腎臓食・降圧・低リン療法で中央生存3年以上、進行例(ステージ3-4)は数週〜2年。
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