← トップへ戻る
鳥 (Bird) 寄生虫 軽度

羽シラミ

Lice (Mallophaga) / 羽シラミ

概要

羽毛や皮膚に寄生する咀嚼シラミで、刺激や羽毛損傷を引き起こす。

主な症状

羽毛損傷 脱羽 掻痒 羽毛質低下 落ち着きのなさ

原因

鳥における羽シラミの原因: 羽毛や皮膚に寄生する咀嚼シラミで、刺激や羽毛損傷を引き起こす。

病態生理

羽シラミは鳥における皮膚疾患である。表皮バリア、真皮炎症、または付属器機能の障害を伴う。バリア機能の低下により経表皮水分喪失、アレルゲン浸透、微生物コロニー形成が促進される。炎症メディエーター(ヒスタミン、プロスタグランジン、サイトカイン)が掻痒、紅斑、二次的な擦過傷を駆動する。慢性疾患では表皮過形成、苔癬化、色素沈着、線維化が生じる。

治療

鳥における羽シラミの治療: イベルメクチン0.2mg/kg PO/SC、2週間間隔で2-3回投与。カルバリル粉末5%を羽毛に散布(セキセイインコ等の小型鳥ではピレトリンスプレーが安全)。フィプロニルスプレーの少量局所適用も有効(インコ類には使用注意)。飼育環境の徹底清掃: ケージ・止まり木・おもちゃを熱湯消毒。同居鳥の同時治療が必須。重度の羽毛損傷・掻痒にはメロキシカム0.5-1mg/kg PO/IM q12-24hで対症療法。保温28-30℃。栄養状態の改善(ビタミンA・必須アミノ酸の補給)で羽毛の再生を促進。

予防

羽シラミの予防: 定期的な健康診断。適切な栄養管理。ストレスの軽減。清潔な飼育環境の維持。異常の早期発見・早期受診。

予後

羽シラミの予後: 早期発見と適切な治療で多くの疾患は予後良好。慢性疾患は定期的モニタリングと治療調整で長期管理可能。

関連する薬品

💊 イベルメクチン 💊 メロキシカム

※ 薬品辞書で詳細な投与量・副作用情報を確認できます

寄生虫の他の疾患(鳥)

鳥の全疾患を見る →

VetDictで鳥の鑑別診断を行う

症状チェッカーを使う

関連する疾患

羽毛ダニ (共通5症状) ワクモ(赤ダニ) (共通3症状) シラミバエ寄生症 (共通3症状) 亜鉛反応性皮膚症 (共通3症状) バンブルフット(進行/外科)(Bird) (共通3症状) 潰瘍性皮膚炎(Bird) (共通3症状) バンブルフット(足底皮膚炎)(Bird) (共通3症状) 黄色腫(Bird) (共通3症状)
📋 鳥の疾患一覧を見る →
※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。