封入体病(IBD)
概要
主にボア科のヘビに影響する致死性アレナウイルス感染症で、進行性の神経学的・消化器機能障害を引き起こします。
主な症状
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原因
ヘビにおける封入体病(IBD)の原因: ヘビにおけるウイルス性の神経系疾患。封入体病(IBD)は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
ヘビの封入体病(IBD)はアレナウイルス科の爬虫類アレナウイルス(reptarenavirus)によるボア・パイソンの慢性進行性神経疾患。ボア科(Boa constrictor)で最も多く報告され、パイソン科でも感染する。ウイルスは神経細胞・肝細胞・膵腺房細胞に特徴的な好酸性細胞質内封入体を形成。臨床徴候:stargazing(天井を見上げる姿勢)、協調運動障害、嚥下困難、逆さまに丸まる(corkscrewing)、免疫抑制→二次感染。ヘビダニ(Ophionyssus natricis)が媒介ベクターとして疑われている (Stenglein MD et al. mBio 2012;3:e00180-12)。
治療
基礎原因の特定と治療。輸液(生理食塩水10-25 mL/kg/日SC/IC/IO)。メロキシカム0.2 mg/kg PO/IM q24-48hで疼痛管理。エンロフロキサシン5-10 mg/kg IM q24-48h(感染が疑われる場合)。補助給餌(シリンジまたはチューブ)。POTZ上限での保温。環境管理の改善。定期的なモニタリング。
予防
封入体病(IBD)の予防にはワクチン接種(利用可能な場合)、新規・病気動物の隔離、厳格なバイオセキュリティ対策、適切な消毒プロトコル、既知のキャリアや汚染環境との接触回避が含まれる。
予後
封入体病(IBD)の予後: 早期治療で多くは良好。定期モニタリングで管理可能。
関連する薬品
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