排卵後卵停滞(スラグ残留)
概要
排卵後の不妊卵(スラグ)が卵管内に停滞する状態です。
主な症状
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原因
ヘビの卵胞/生殖停滞は卵胞が発育・排卵・吸収されずに卵巣に停滞、または排卵後の卵が卵管/総排泄腔に停滞する病態。不適切な温度・光周期・営巣環境、栄養(Ca/VitA/VitD)不足、肥満、産卵刺激の欠如が誘因。
病態生理
停滞卵胞・卵が腹腔を占拠して圧迫・卵黄性体腔炎・二次感染を招き、慢性化すると衰弱・食欲不振・呼吸困難に至る。内科的管理不応例では卵巣卵管摘出を要する。
治療
【ヘビにおける排卵後卵停滞(スラグ残留)】 排卵後卵停滞(スラグ残留)に対し、画像(超音波で卵管・子宮・卵巣・精巣評価)と内分泌値で病期を確認。 卵停滞・卵管脱・難産: オキシトシン 1-5 IU/kg IM(鳥1-3 IU/羽)、Ca補給、温熱、最終的に外科。 腫瘍性病変: 卵巣子宮全摘出または精巣摘出、組織病理で腫瘍型確定。 細菌性子宮蓄膿(pyometra): 緊急的卵巣子宮摘出(OHE)+輸液+抗菌薬。 再発予防のため避妊去勢手術(適応症例)を検討。 支持療法(爬虫類): 種別POTZ(preferred optimum temperature zone)維持が免疫機能回復の前提条件。輸液 25-30 mL/kg/日 SC/ICe(ノルモソルR、温熱)、強制給餌(Carnivore Care 等)、メロキシカム 0.2-0.5 mg/kg PO/IM q24-48h(NSAID持続投与時は腎機能をモニタ)。 【鑑別と経過観察】類似症候を呈する疾患の除外と、治療4-8週後の再評価が予後改善の鍵。重症度・併発症によってはヘビの専門医紹介を考慮する。
予防
ヘビにおける排卵後卵停滞の予防は適正体重維持と適切な栄養管理が中核。糖尿病: 肥満予防(BCS 4-5/9)、低炭水化物食、定期運動、ステロイド長期使用の回避。甲状腺機能亢進症(猫): ヨウ素過剰摂取の回避、缶詰食のBPA曝露低減、年1回のT4スクリーニング(10歳以上)。クッシング症候群: 早期発見のための定期的臨床評価。アジソン病: 確立された予防法なし、症状の早期認識が重要。
予後
疾患の重症度、治療開始の早さ、治療反応により異なる。早期の適切な治療介入で一般に予後改善。
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