結膜過成長(偽翼状片)
Conjunctival Overgrowth (Pseudopterygium) / 結膜過成長(偽翼状片)
概要
結膜組織が角膜上に増殖する状態で、ダッチやドワーフなどの品種に多く見られます。
主な症状
眼脂
眼を覆う膜
視力低下
原因
ウサギにおける結膜過成長(偽翼状片)の原因: 結膜組織が角膜上に増殖する状態で、ダッチやドワーフなどの品種に多く見られます。
病態生理
結膜過成長(偽翼状片)はウサギにおける眼科疾患である。眼球、付属器、または視覚経路に影響を及ぼす炎症性、変性、または構造的変化を伴う。眼内炎症は血液房水関門・血液網膜関門を破壊し、蛋白漏出、細胞浸潤、視力喪失の可能性がある。眼圧上昇は視神経と網膜神経節細胞を損傷する。角膜潰瘍はデスメ膜瘤や穿孔に進行しうる。
治療
ウサギにおける結膜過成長(偽翼状片)の治療: 1. 軽度: 経過観察 + 人工涙液(ヒアルロン酸点眼 q6-8h)で角膜保護。2. 中等度~重度(視軸を覆う場合): 外科的切除(結膜切除術)全身麻酔下。術後: オフロキサシン0.3%点眼 q6-8h×7-10日 + メロキシカム0.3-0.5mg/kg PO q24h×3-5日。3. 再発予防: マイトマイシンC 0.02%局所塗布(術中)。4. 品種素因(ダッチ、ネザーランドドワーフ): 定期的眼科検査。5. 環境管理: 粉塵・アンモニアの低減。再発率が高く、定期的フォローアップが重要。
予防
結膜過成長(偽翼状片)の予防: 定期的な眼科検査。環境中の刺激物(粉塵、アンモニア)の低減。外傷予防。基礎疾患(高血圧等)の管理。
予後
結膜過成長(偽翼状片)の予後: 早期治療で視機能温存可能。慢性疾患は長期管理が必要。網膜疾患は不可逆的な場合がある。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
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