誤嚥性肺炎
概要
挿し餌中に多い、食物や液体の気道への誤嚥による肺炎。
主な症状
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臨床徴候
オウムにおける誤嚥性肺炎の臨床徴候は感染部位と病原体特性により多様だが、共通所見として発熱・元気消失・食欲不振・体重減少が認められる。局所感染では発赤・腫脹・疼痛・排膿を、全身感染では脱水・敗血症・多臓器不全に進展しうる。 呼吸器症状(咳・くしゃみ・鼻汁・呼吸困難)が前景となり、進行例では肺炎徴候を呈する。幼若・高齢・免疫抑制状態は重症化リスクが高く、早期介入が予後改善に直結する。
原因
オウムにおける誤嚥性肺炎の原因: 挿し餌中に多い、食物や液体の気道への誤嚥による肺炎。
病態生理
誤嚥性肺炎はオウムにおける呼吸器疾患である。気道、肺実質、または胸膜腔の炎症、閉塞、または機能障害を伴う。ガス交換の障害により低酸素血症および高炭酸ガス血症の可能性がある。炎症性滲出液、粘液蓄積、構造変化が有効な換気を低下させる。代償性頻呼吸により呼吸仕事量と代謝要求が増加する。重症例は呼吸不全に進行し緊急介入が必要となりうる。
診断
強制給餌・手差し育雛後の急性呼吸困難・湿性ラ音・沈鬱から誤嚥性肺炎を疑う。X線で肺野のびまん性陰影増強(特に腹側肺)を確認。気管洗浄液の細胞診で食餌片・脂肪滴を含むマクロファージとヘテロフィル浸潤を確認。培養・感受性試験で二次感染菌を同定。CBC/生化学でヘテロフィル増多を評価。幼鳥の人工育雛時の給餌過誤が主因。大型オウム類では嘴の大きさに対してそ嚢チューブの不適切な挿入が原因となりやすい。
治療
オウムにおける誤嚥性肺炎の治療: 抗菌薬(培養感受性に基づく)。ネブライゼーション。酸素療法(重症)。保温。
予防
誤嚥性肺炎の予防: 換気。粉塵低減。温湿度管理。
予後
誤嚥性肺炎の予後: 軽度は良好。慢性は長期管理。
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