全身性寄生虫疾患(インコ)
概要
インコにおける寄生虫性の多臓器/全身疾患。全身性寄生虫疾患は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
※ 症状をクリックすると、その症状を示すインコの他の疾患を確認できます
原因
インコにおける寄生虫性の多臓器/全身疾患。全身性寄生虫疾患は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
インコにおける寄生虫性の多臓器/全身疾患。全身性寄生虫疾患は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
全身性寄生虫疾患(インコ)。糞便検査+血液検査で寄生虫種を同定。消化管寄生虫: 線虫: フェンベンダゾール 20-50 mg/kg PO q24h × 3-5日。 条虫: プラジカンテル 5-10 mg/kg PO/IM。 原虫: メトロニダゾール 25-50 mg/kg PO q12h × 5-7日。血液寄生虫(Plasmodium/Haemoproteus/Leucocytozoon): クロロキン 25 mg/kg PO q12h × 3日、その後q7d維持。 プリマキン 1 mg/kg PO q24h × 14日。 ★鳥マラリア: 蚊媒介 — 屋外飼育で感染リスク★。外部寄生虫(ダニ/シラミ): イベルメクチン 0.2 mg/kg PO/経皮。 ★疥癬ダニ(Knemidocoptes): イベルメクチン高反応★。環境消毒。定期的な糞便検査(3-6ヶ月毎)。予後: 適切な駆虫で良好。血液寄生虫は完全駆除困難なことあり。
予防
インコにおける全身性寄生虫疾患の予防は定期的駆虫・媒介動物制御・環境衛生の3本柱。消化管寄生虫: 子犬子猫は2-4週齢から繰返し駆虫、成獣は便検査結果に基づく定期投与。心血管寄生虫(フィラリア): 流行地での年間予防投与(イベルメクチン・ミルベマイシン等)。外部寄生虫: 月1回の外部寄生虫予防薬投与、環境清掃。散歩後のダニチェック、媒介動物(ダニ・蚊・ノミ)の生息環境改善も重要。
予後
インコにおける全身性寄生虫疾患の予後は寄生虫種・寄生数・宿主免疫状態・治療反応性により異なる。早期発見と適切な駆虫薬投与により多くの寄生虫症は良好な予後だが、重度感染・心血管寄生虫・血液寄生虫では治療反応が遅延する。再感染予防のための環境管理・媒介動物制御の継続が長期予後を左右する。免疫不全状態では治療抵抗性となるため、基礎疾患管理も並行する。
関連する薬品
※ 薬品名をクリックすると詳細な投与量・副作用情報を確認できます
寄生虫の他の疾患(インコ)
VetDictでインコの鑑別診断を行う
症状チェッカーを使う関連する疾患
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。