尾壊死(Lizard)
概要
トカゲにおける細菌性の皮膚疾患。尾壊死は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
原因
トカゲにおける細菌性の皮膚疾患。尾壊死は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
トカゲにおける細菌性の皮膚疾患。尾壊死は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
【尾壊死】 ■ 病態: 尾の血行障害→壊死。脱皮不全(残存脱皮殻による絞扼)、外傷、咬傷、凍傷、感染が原因。爬虫類・げっ歯類に多い。 ■ 症状: 尾の変色(暗色化→黒色化)、乾燥壊死、排膿、悪臭。進行: 壊死の近位拡大。 ■ 治療: 壊死部の切断(根治治療)—壊死と健常組織の境界より近位で切断。抗菌薬: エンロフロキサシン 5-10 mg/kg PO/SC SID × 14日。創傷管理: 銀スルファジアジン局所。 ■ 脱皮不全関連(爬虫類): 残存脱皮殻の慎重な除去(温浴+綿棒)。壊死進行前の早期除去が重要。 ■ 疼痛管理: メロキシカム 0.1-0.2 mg/kg PO SID。ブプレノルフィン 0.01-0.05 mg/kg SC TID(術後)。 ■ デグー特記: 尾の皮膚が容易に脱離(tail degloving)。尾のハンドリング禁止。脱離した皮膚は再付着不可→壊死部切断。 ■ 予後: 早期切断で良好。感染の近位拡大は慎重。
予防
安全な飼育環境の整備が最も基本的な予防策である。屋外アクセスの管理(リード使用・フェンス設置)、交通事故防止のための放し飼い制限、高所からの落下防止、他の動物との不適切な接触回避が含まれる。適切な運動管理により過度の負荷による損傷を予防する。環境エンリッチメントによるストレス関連行動(自傷・逃走)の軽減も重要な予防因子である。
予後
予後は損傷の重症度、罹患部位、合併症の有無、治療開始の迅速さに依存する。軽度の軟部組織損傷は適切な処置により完全治癒が期待できる。重度の多発外傷や臓器損傷では初期の集中治療が生存を左右する。骨折の多くは適切な整復と固定により機能的回復が得られるが、神経損傷を伴う場合や開放骨折では予後が慎重となる。リハビリテーションが機能回復に重要である。
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