パピローマウイルス感染症
概要
パピローマウイルスによるイボ様皮膚増殖。
主な症状
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原因
トカゲにおけるパピローマウイルス感染症の原因: パピローマウイルスによるイボ様皮膚増殖。
病態生理
パピローマウイルスは基底層角化細胞に感染し、上皮の過形成を誘導して乳頭腫(疣)を形成する。多くは免疫獲得により自然退縮するが、一部は扁平上皮癌への進展リスクがある。
治療
lizardにおけるパピローマウイルス感染症: 特異的抗ウイルス療法は限定的。① 隔離(パラミクソ・アデノ・アレナ等のウイルスは爬虫類群で集団発症のリスク)。② POTZ最適化(免疫機能回復の前提)、湿度・UVB調整。③ 支持療法: 輸液 25-30 mL/kg/日 SC/ICe、強制給餌(Carnivore Care)、栄養補給。④ 二次性細菌感染予防: セフタジジム 20 mg/kg IM q72h(嫌気性カバー要時)。⑤ 重症: αインターフェロン経験的使用報告あり(エビデンス限定)。支持療法(爬虫類): 種別POTZ(preferred optimum temperature zone)維持が免疫機能回復の前提条件。輸液 25-30 mL/kg/日 SC/ICe(ノルモソルR、温熱)、強制給餌(Carnivore Care 等)、メロキシカム 0.2-0.5 mg/kg PO/IM q24-48h(NSAID持続投与時は腎機能をモニタ)。
予防
パピローマウイルス感染症の予防にはワクチン接種(利用可能な場合)、新規・病気動物の隔離、厳格なバイオセキュリティ対策、適切な消毒プロトコル、既知のキャリアや汚染環境との接触回避が含まれる。
予後
パピローマウイルス感染症の予後: 支持療法で多くが回復。
関連する薬品
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