フトアゴヒゲトカゲアデノウイルス(トカゲ)
概要
トカゲにおけるウイルス性の消化器系疾患。フトアゴヒゲトカゲアデノウイルスは適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
※ 症状をクリックすると、その症状を示すトカゲの他の疾患を確認できます
原因
トカゲにおけるウイルス性の消化器系疾患。フトアゴヒゲトカゲアデノウイルスは適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
トカゲにおけるウイルス性の消化器系疾患。フトアゴヒゲトカゲアデノウイルスは適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
フトアゴヒゲトカゲのアデノウイルス(Bearded Dragon Adenovirus, BdAdV)。lizard_0001と同一疾患。Agamid atadenovirus 1。幼体で致死的。成体は不顕性キャリアが多い。■治療: 支持療法(保温、輸液SC、肝保護シリマリン、強制給餌)。 コクシジウム併発にトルトラズリル。 二次感染にセフタジジム/エンロフロキサシン。■感染管理: 繁殖個体のPCRスクリーニング。隔離。糞口感染防止。■予後: 幼体→不良。成体→長期生存可能。参考文献: Ball I et al. (2014); Divers & Stahl (2019).
予防
トカゲにおけるフトアゴヒゲトカゲアデノウイルスの予防は適切なワクチネーションプログラムの実施が中核である(利用可能な場合)。衛生的飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間設定(最低14日、感染症によっては60日以上)、過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力維持、ストレス軽減が重要。感染動物との接触回避、汚染器具・環境の消毒(次亜塩素酸・アルコール系・第四級アンモニウム製剤を病原体に応じて選択)を徹底する。定期的健康診断による早期発見と治療が蔓延防止に寄与する。
予後
無症候キャリアは正常寿命。臨床発症は支持療法+コクシジウム駆虫(ポナズリル30 mg/kg PO q24h×7日)。肝不全は予後不良。新規フトアゴのPCR+コクシジウム同時検査が推奨 (Kim DY et al. 2002)。
関連する薬品
※ 薬品名をクリックすると詳細な投与量・副作用情報を確認できます
感染症の他の疾患(トカゲ)
VetDictでトカゲの鑑別診断を行う
症状チェッカーを使う関連する疾患
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。