尿路感染症
Urinary Tract Infection (UTI) / 尿路感染症
概要
尿路の細菌感染症で、雌に多く見られます。
主な症状
血尿
悪臭のする尿
頻尿
排尿時の鳴き声
排尿困難
原因
モルモットにおける尿路感染症の原因: 大腸菌等の上行性細菌感染が主因。尿路結石の併発、不衛生な飼育環境、水分摂取不足がリスク因子。雌に多く、膀胱炎から腎盂腎炎に進行することがある。
病態生理
尿路感染症はモルモットにおける細菌感染症である。病原菌(主に大腸菌)は尿道を上行して膀胱粘膜にコロニーを形成し、炎症反応を引き起こす。尿路結石の併発が粘膜損傷と細菌定着を促進する。感染が上行すると腎盂腎炎に進行し、腎実質の破壊と腎機能障害を引き起こしうる。
治療
モルモットにおける尿路感染症の治療: 尿培養感受性試験に基づく抗菌薬療法(TMS 30mg/kg PO BID、エンロフロキサシン10mg/kg PO BID等)。鎮痛薬(メロキシカム0.2-0.5mg/kg SID)。水分摂取促進(給水器の確認、野菜からの水分補給)。併発する尿路結石の評価・治療。環境の清潔維持と定期的な尿検査による再発モニタリング。
予防
尿路感染症の予防には適切な衛生管理・消毒、利用可能なワクチン接種、創傷の迅速な処置、ストレス軽減、適切な換気、感染動物の隔離が含まれる。
予後
尿路感染症の予後: 早期治療で予後良好。再発予防には食事管理と定期検査が重要。閉塞性疾患は緊急対応で予後改善。慢性腎疾患はステージにより予後が異なる。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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