肺炎球菌性肺炎
概要
モルモットで急速に致死的となり得る急性細菌性肺炎。前駆症状なく突然死として現れることがあります。
主な症状
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臨床徴候
モルモットにおける肺炎球菌性肺炎の臨床徴候は感染部位と病原体特性により多様だが、共通所見として発熱・元気消失・食欲不振・体重減少が認められる。局所感染では発赤・腫脹・疼痛・排膿を、全身感染では脱水・敗血症・多臓器不全に進展しうる。幼若・高齢・免疫抑制状態は重症化リスクが高く、早期介入が予後改善に直結する。
原因
モルモットにおける肺炎球菌性肺炎の原因: モルモットで急速に致死的となり得る急性細菌性肺炎。前駆症状なく突然死として現れることがあります。
病態生理
レンサ球菌は化膿性の炎症を起こし、局所では膿瘍・蜂窩織炎・リンパ節炎を、全身播種では敗血症・関節炎・心内膜炎を招く。溶血毒素・莢膜が病原性に関与する。
診断
急性の呼吸困難・沈鬱・食欲廃絶・鼻汁を評価する。聴診で湿性ラ音・呼吸音減弱を確認し、胸部X線で肺葉性肺炎パターン・胸水貯留を評価。気管洗浄液の培養でStreptococcus pneumoniaeを同定し、感受性試験を行う。急性死亡のリスクが高く、敗血症への進展をCBC(好中球左方移動)・生化学で評価。胸腔穿刺で胸水を採取し細胞診・培養を行う。ペニシリン系経口投与は禁忌だが、注射用ペニシリンは使用可能な点に留意する。
治療
モルモットにおける肺炎球菌性肺炎の治療には、可能であれば培養感受性試験に基づく標的抗菌薬療法が必要である。結果待ちの間は経験的広域抗菌薬を開始する。抗菌薬治療期間は感染の排除と耐性予防に十分な期間とする。膿瘍や壊死組織には外科的排膿またはデブリードマンが必要な場合がある。支持療法として輸液、鎮痛薬、抗炎症薬、栄養サポートを行う。
予防
肺炎球菌性肺炎の予防には適切な衛生管理・消毒、利用可能なワクチン接種、創傷の迅速な処置、ストレス軽減、適切な換気、感染動物の隔離が含まれる。
予後
肺炎球菌性肺炎の予後: 軽度の上部気道感染は治療に良好に反応。肺炎は早期治療で予後改善。慢性呼吸器疾患は長期管理が必要。
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