敗血症(モルモット)
概要
モルモットにおける細菌性の多臓器/全身疾患。敗血症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
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臨床徴候
発熱、局所の腫脹・発赤・熱感・疼痛、膿性分泌物、無気力、食欲不振、白血球数増加。臓器特異的な徴候は罹患臓器系に依存する。
原因
モルモットにおける細菌性の多臓器/全身疾患。敗血症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
モルモットにおける細菌性の多臓器/全身疾患。敗血症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
診断
敗血症(モルモット)の診断は臨床徴候、詳細な病歴、身体検査に基づく。推奨される検査: 細菌培養・感受性試験 (Culture & Sensitivity), 全血球計算 (CBC), 血液生化学検査 (Blood Chemistry Panel), グラム染色 (Gram Stain)。モルモットにおける類似の臨床徴候を呈する他疾患との鑑別が必要である。
治療
敗血症:緊急!広域抗菌薬即座に開始。エンロフロキサシン 5-10 mg/kg PO/IM q12h + メトロニダゾール 20 mg/kg IV q12h(嫌気性菌カバー)。重症→セフタジジム 20-30 mg/kg IV/IM q8h またはイミペネム 5-10 mg/kg IV q8h。積極的輸液(晶質液ボーラス→CRI)。保温。血糖管理(低血糖頻発)。DIC評価。培養感受性で抗菌薬調整。ペニシリン系経口禁忌(致死的腸内細菌叢破壊)。 (Carpenter, Exotic Animal Formulary 6th ed)
予防
モルモットにおける敗血症の予防は種特異的な栄養要求量に基づく適切な食事提供が基本。商業用総合栄養食の利用(AAFCO基準準拠)、手作り食の場合は獣医栄養学専門医による栄養設計、成長期・妊娠期・泌乳期の特殊要求対応。草食動物(モルモット)のビタミンC、爬虫類のカルシウム/UV-B、猫のタウリン、フェレットの動物性タンパク質など、種特異的要求の理解。サプリメント過剰摂取の回避(特に脂溶性ビタミン)。
予後
予後注意〜不良。モルモットの敗血症は急速に進行し致死率が高い。広域抗菌薬:エンロフロキサシン(5-10 mg/kg SC/PO q12h)+TMS(30 mg/kg PO q12h)。【ペニシリン系経口禁忌】必要時はペニシリンG注射(42,000-84,000 IU/kg SC/IM q24h)のみ可。支持療法:皮下輸液(50-100 mL/kg/日)、保温、ビタミンC補給(50-100 mg/日)、強制給餌。S. pneumoniae敗血症は致死率が非常に高く、発症から24時間以内に死亡することがある。ビタミンC補給と環境ストレス軽減が予防の柱 (Percy DH & Barthold SW. 2016)。
関連する薬品
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