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モルモット (Guinea Pig) 皮膚 中等度

足底皮膚炎(バンブルフット)

Pododermatitis (Bumblefoot) / 足底皮膚炎(バンブルフット)

概要

金網の床、肥満、不衛生な環境による足底の痛みを伴う感染症です。

主な症状

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臨床徴候

モルモットにおけるバンブルフット(足底皮膚炎)の臨床徴候は原因と病期により異なる。急性: 紅斑・水疱・湿潤性病変・激しい掻痒・脱毛(接触性皮膚炎・蕁麻疹)。慢性: 苔癬化・色素沈着・脱毛・落屑・痂皮(アトピー性皮膚炎・慢性膿皮症)。分布パターンが診断に有用: 顔面・指趾(アトピー)、耳・腹側(蚤アレルギー)、対称性脱毛(内分泌性)、円形病変(皮膚糸状菌・毛包虫)。

原因

モルモットにおける足底皮膚炎(グレードI・初期)の原因: 足の荷重面に軽度の紅斑と腫脹がみられる初期の足底皮膚炎。

病態生理

足底皮膚炎(グレードIII・重度)はモルモットにおける皮膚疾患である。表皮バリア、真皮炎症、または付属器機能の障害を伴う。バリア機能の低下により経表皮水分喪失、アレルゲン浸透、微生物コロニー形成が促進される。炎症メディエーター(ヒスタミン、プロスタグランジン、サイトカイン)が掻痒、紅斑、二次的な擦過傷を駆動する。慢性疾患では表皮過形成、苔癬化、色素沈着、線維化が生じる。

診断

足底部の視診でグレード分類(Ⅰ:発赤→Ⅱ:潰瘍→Ⅲ:腱・骨浸潤)。触診で腫脹・熱感・疼痛を評価。足部X線で骨髄炎の有無を確認。潰瘍部の細菌培養・感受性試験(Staphylococcus aureus多発)。CBC・血液生化学(慢性感染時のアミロイドーシスリスク評価)。体重・BMI・飼育環境(床材)を確認。鑑別:外傷性足底潰瘍、真菌感染、扁平上皮癌。肥満・金網床・ビタミンC欠乏が素因。

治療

モルモット足底皮膚炎(バンブルフット/Pododermatitis): 環境改善が治療の根幹。① 環境改善: 床材を柔らかいもの(タオル、Vetbed、人工芝)に変更、湿潤回避、止まり木の太さ・形状を見直す(鳥)。② 局所処置: ぬるま湯と0.05%クロルヘキシジン洗浄 q12h、外用シルバースルファジアジン or Manuka honey、患部包帯(鳥はballブートやテープシューズ)。③ 重症例(潰瘍・骨髄炎): 培養感受性後の全身抗菌薬—エンロフロキサシン 10-15 mg/kg PO/IM q12-24h、アモキシシリン/クラブラン酸 12.5-25 mg/kg PO q12h(鳥含む)、4-8週継続。④ 外科的デブリードマン(壊死組織除去)必要例あり。⑤ 鎮痛: メロキシカム 0.5-1 mg/kg PO q12-24h。⑥ 肥満は最大のリスク因子—体重管理(特に飛ばない大型鳥、ウサギ、モルモット)。⑦ ビタミンA欠乏(鳥)も誘因—食事改善(種子食偏重を脱却)。支持療法(小型哺乳類): 等張輸液 80-100 mL/kg/日 SC/IV、保温(26-28℃)、シリンジ給餌(Critical Care/Recovery 50-90 mL/kg/日を3-4回分割)、メロキシカム 0.5-1.0 mg/kg PO q12-24h で疼痛・炎症管理。 経口ペニシリン・アンピシリン・セファロスポリンは禁忌(Clostridium difficile腸炎を誘発)。

予防

足底皮膚炎(グレードIII・重度)の予防: 定期的な被毛・皮膚チェック。適切な飼育環境の衛生管理。寄生虫の定期的な予防駆虫。バランスの取れた食事。

予後

足底皮膚炎(グレードIII・重度)の予後: 多くの皮膚疾患は適切な治療で予後良好。感染性疾患は抗菌薬/抗真菌薬で治癒可能。アレルギー性は長期管理が必要。

関連する薬品

💊 アモキシシリン 💊 エンロフロキサシン 💊 アンピシリン 💊 メロキシカム

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