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その他エキゾチック (Exotic Other) 感染症 重度

レプトスピラ症(豚)

Leptospirosis (Porcine) / レプトスピラ症(豚)

概要

レプトスピラによる肝腎疾患。飼い主への人獣共通感染症リスクあり。

主な症状

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臨床徴候

その他エキゾチック動物におけるレプトスピラ症(エキゾチック動物)の臨床徴候は感染部位と病原体特性により多様だが、共通所見として発熱・元気消失・食欲不振・体重減少が認められる。局所感染では発赤・腫脹・疼痛・排膿を、全身感染では脱水・敗血症・多臓器不全に進展しうる。幼若・高齢・免疫抑制状態は重症化リスクが高く、早期介入が予後改善に直結する。

原因

その他エキゾチック動物のレプトスピラ症はスピロヘータ Leptospira 属の感染による。保菌動物(げっ歯類等)の尿で汚染された水・土壌との接触や粘膜・損傷皮膚からの侵入で伝播する人獣共通感染症。

病態生理

エキゾチック動物のレプトスピラ症はLeptospira interrogansによるスピロヘータ感染で、げっ歯類がリザーバー宿主として最も重要。ラット・マウスは無症候キャリアとして腎尿細管に菌を保有→尿中に持続排出。ヒト・犬・馬は感染性宿主で、汚染水・尿への接触で感染→腎炎・肝炎。ペットのげっ歯類(ラット、ハムスター)もキャリアとなりうる。【人獣共通感染症】ペットげっ歯類の尿→飼い主への感染リスク (Levett PN. Clin Microbiol Rev 2001;14:296-326)。

診断

急性腎障害・肝障害・黄疸・発熱・出血傾向の臨床症状を評価。血液・尿のPCR検査で病原性レプトスピラDNAを検出(急性期に有用)。MAT(顕微鏡的凝集試験)でペア血清の抗体価4倍以上上昇で確定診断。CBC・血液生化学(BUN/Cre上昇・肝酵素上昇・ビリルビン上昇・血小板減少)で臓器障害を評価。尿検査(蛋白尿・円柱・ビリルビン尿)も重要。水源への曝露歴・野生動物との接触歴を確認。人獣共通感染症として届出が必要。

治療

【エキゾチック動物におけるレプトスピラ症(豚)】 レプトスピラ症(豚)はエキゾチック動物における正確な臨床評価(病歴、身体検査、CBC・生化学、画像)から治療方針を決定。 基礎疾患の特定→特異的治療+支持療法の組み合わせが原則。 経過モニタリング: 主訴の改善、検査値の変化、QOLを2-4週毎に再評価。 複雑症例はエキゾチック動物専門医(ACZMまたはAVMAエキゾチック分科会等)に紹介を検討。 支持療法: 種に適切な輸液・栄養管理・疼痛緩和を行う。 【鑑別と経過観察】類似症候を呈する疾患の除外と、治療4-8週後の再評価が予後改善の鍵。重症度・併発症によってはエキゾチック動物の専門医紹介を考慮する。

予防

その他エキゾチック動物におけるレプトスピラ症(エキゾチック動物)の予防は適切なワクチネーションプログラムの実施が中核である(利用可能な場合)。衛生的飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間設定(最低14日、感染症によっては60日以上)、過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力維持、ストレス軽減が重要。感染動物との接触回避、汚染器具・環境の消毒(次亜塩素酸・アルコール系・第四級アンモニウム製剤を病原体に応じて選択)を徹底する。定期的健康診断による早期発見と治療が蔓延防止に寄与する。

予後

疾患の重症度、治療開始の早さ、治療反応により異なる。早期の適切な治療介入で一般に予後改善。

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