レプトスピラ症(その他)
概要
その他エキゾチックにおける細菌性の多臓器/全身疾患。レプトスピラ症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
※ 症状をクリックすると、その症状を示すその他エキゾチックの他の疾患を確認できます
原因
その他エキゾチックにおける細菌性の多臓器/全身疾患。レプトスピラ症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
その他エキゾチックにおける細菌性の多臓器/全身疾患。レプトスピラ症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
レプトスピラ症(Leptospira interrogans sensu lato)。★人獣共通感染症★。齧歯類が主要リザーバー。水系感染。■臨床症状: 急性: 高熱、黄疸、嘔吐(嘔吐可能な種)、血尿、急性腎不全。 出血型: 点状出血、消化管出血、DIC。 慢性: 腎間質性腎炎、肝線維化。 保菌動物: 無症状で尿中に排菌(数ヶ月〜生涯)。■診断: 血液/尿PCR(急性期)。MAT抗体価(ペア血清で4倍上昇)。 暗視野顕微鏡(感度低い)。培養(EMJH培地 — 数週間要)。■治療: 急性期: アンピシリン 22 mg/kg IV q8h(または ペニシリンG 25,000-50,000 IU/kg IV q6h)。 安定後: ドキシサイクリン 5 mg/kg PO q12h × 14日(排菌も停止させる)。 支持療法: 積極的輸液(腎血流維持)。電解質補正。 急性腎不全: 利尿(フロセミド 2 mg/kg IV PRN)。腹膜透析(重度)。 DIC: 新鮮凍結血漿。■感染管理: ★尿からのヒト感染リスク → PPE着用必須★。■予後: 早期治療→良好。急性腎不全+黄疸→慎重。参考文献: Greene CE (2012); Adler B (2015) Leptospira and Leptospirosis; OIE. [ECVN:Block] 【補助療法オプション — Equine & Canine Vet Nutrition (caninevet.jp)】 • For Antioxidant (アスタキサンチン+メロンSOD+VitE+システイン(アスタアミノ処方)): 抗酸化・慢性疾患免疫サポート。アスタキサンチン(カロテノイド系)+SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)が活性酸素種を消去。CKD・肝疾患・アトピー・ダニ媒介性感染症の酸化ストレス軽減、高齢動物の免疫機能維持に • Booster & Relax (アダプトゲン+Bビタミン複合体): ウイルス後回復・内分泌疾患エネルギー補給・高齢期慢性疲労。アダプトゲン(ストレス適応促進)+Bビタミン複合体がエネルギー代謝と副腎機能をサポート。パルボ/ジステンパー回復期、甲状腺機能低下症/アジソン病の倦怠感、ダニ媒介性感染症回復期のエネルギー補給に
予防
その他エキゾチック動物におけるレプトスピラ症(エキゾチック動物)の予防は適切なワクチネーションプログラムの実施が中核である(利用可能な場合)。衛生的飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間設定(最低14日、感染症によっては60日以上)、過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力維持、ストレス軽減が重要。感染動物との接触回避、汚染器具・環境の消毒(次亜塩素酸・アルコール系・第四級アンモニウム製剤を病原体に応じて選択)を徹底する。定期的健康診断による早期発見と治療が蔓延防止に寄与する。
予後
キャリアげっ歯類は無症候で治療不要だが、ヒトへの感染リスク管理が重要。臨床症状のある動物はドキシサイクリン(5 mg/kg PO q12h×14日)。尿の取り扱いに手袋着用、ケージの定期消毒が人獣共通感染症予防の基本。免疫不全者はげっ歯類の尿への接触を最小化する (Levett PN. Clin Microbiol Rev 2001;14:296-326)。
関連する薬品
※ 薬品名をクリックすると詳細な投与量・副作用情報を確認できます
感染症の他の疾患(その他エキゾチック)
VetDictでその他エキゾチックの鑑別診断を行う
症状チェッカーを使う関連する疾患
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。