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チンチラ (Chinchilla) 感染症 重度

パスツレラ感染症

Pasteurella Infection / パスツレラ感染症

概要

Pasteurella multocidaの感染による呼吸器疾患、膿瘍、または敗血症です。

主な症状

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原因

チンチラにおけるパスツレラ感染症の原因: Pasteurella multocidaの感染による呼吸器疾患、膿瘍、または敗血症です。

病態生理

チンチラのパスツレラ感染症はPasteurella multocidaによる呼吸器〜全身性感染。ウサギやモルモットからの種間伝播がリスク因子(異種同居飼育)。臨床型:(1) 上部気道感染(くしゃみ、鼻汁、結膜炎)、(2) 気管支肺炎(呼吸困難、チアノーゼ)、(3) 中耳炎→内耳炎(斜頸)、(4) 皮下膿瘍、(5) 敗血症。チンチラの鼻腔は狭く、副鼻腔炎が慢性化しやすい。ストレス(温度上昇、過密、不衛生)が発症の引き金 (Donnelly TM & Doss GA. Vet Clin Exot Anim 2016;19:519-554)。

治療

チンチラにおけるパスツレラ症 (Pasteurella multocida): ① 第一選択: エンロフロキサシン 5-15 mg/kg PO/SC q12-24h × 14-30日(ウサギの慢性例は3ヶ月以上)、ペニシリン G 40,000-60,000 IU/kg SC q24h(ウサギは経口β-ラクタム禁忌、SC/IMのみ)、トリメトプリム・スルファ 15-30 mg/kg PO q12h。② 鼻腔・上気道炎(snuffles): ネブライザー(生食 + ゲンタマイシン 50 mg/4 mL)q8-12h。③ 皮下膿瘍は外科的切開・除去(マルセイン化)が再発予防に重要—単純な切開排膿は不十分。④ 中耳・内耳炎: 全身抗菌薬 + 鼓室洗浄、ステロイド使用は議論あり(短期低用量のみ)。⑤ 慢性キャリア・群飼育: 感染個体の隔離、新規導入時の鼻腔培養スクリーニング。支持療法(小型哺乳類): 等張輸液 80-100 mL/kg/日 SC/IV、保温(26-28℃)、シリンジ給餌(Critical Care/Recovery 50-90 mL/kg/日を3-4回分割)、メロキシカム 0.5-1.0 mg/kg PO q12-24h で疼痛・炎症管理。 フィプロニル禁忌(致死性)。経口β-ラクタムは禁忌。 [ECVN:Block] 【補助療法オプション — Equine & Canine Vet Nutrition (caninevet.jp)】 • For Antioxidant (アスタキサンチン+メロンSOD+VitE+システイン(アスタアミノ処方)): 抗酸化・慢性疾患免疫サポート。アスタキサンチン(カロテノイド系)+SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)が活性酸素種を消去。CKD・肝疾患・アトピー・ダニ媒介性感染症の酸化ストレス軽減、高齢動物の免疫機能維持に • Booster & Relax (アダプトゲン+Bビタミン複合体): ウイルス後回復・内分泌疾患エネルギー補給・高齢期慢性疲労。アダプトゲン(ストレス適応促進)+Bビタミン複合体がエネルギー代謝と副腎機能をサポート。パルボ/ジステンパー回復期、甲状腺機能低下症/アジソン病の倦怠感、ダニ媒介性感染症回復期のエネルギー補給に

予防

パスツレラ感染症の予防には適切な衛生管理・消毒、利用可能なワクチン接種、創傷の迅速な処置、ストレス軽減、適切な換気、感染動物の隔離が含まれる。

予後

パスツレラ感染症の予後: 適切な抗菌薬療法で多くが治癒可能。慢性・深在性感染は長期治療が必要。敗血症は予後要注意。

関連する薬品

💊 エンロフロキサシン 💊 クロラムフェニコール 💊 ゲンタマイシン 💊 メロキシカム 💊 イソフルラン

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