シタウクソーン症
概要
マダニが媒介する原虫疾患で、重度の全身症状を引き起こし、治療なしでは致死的です。
主な症状
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臨床徴候
猫におけるシタウクソーン症の臨床徴候は寄生虫種・寄生部位・寄生数により異なる。消化管寄生では下痢・嘔吐・体重減少・腹部膨満、外部寄生では掻痒・脱毛・皮膚炎、心血管寄生では咳・運動不耐性・腹水、血液寄生では貧血・発熱・元気消失を呈する。幼若・栄養不良個体では重症化しやすく、慢性経過では発育不良が顕著となる。
原因
猫におけるシタウクソーン症の原因: マダニが媒介する原虫疾患で、重度の全身症状を引き起こし、治療なしでは致死的です。
病態生理
シタウクソーン症は猫における寄生虫疾患である。寄生虫は経口摂取、経皮的侵入、またはベクター媒介伝播を通じて感染を確立する。抗原変異、免疫調節、細胞内隔離により宿主の免疫防御を回避しながら、宿主の栄養と資源を利用して増殖する。組織損傷は寄生虫の直接的な摂食、機械的破壊、有毒代謝副産物、宿主の炎症・免疫応答に起因する。重度の寄生虫感染は貧血、栄養失調、臓器機能障害、二次感染を引き起こしうる。
診断
猫サイタウクスゾーン症(Cytauxzoon felis)の診断は血液塗抹でRBC内のシグネットリング状ピロプラズマを確認(感度低い)。PCR検査(血液)が確定的。マクロファージ期(組織相)ではマクロファージ内にシゾントを確認(脾臓/リンパ節FNA/骨髄)。CBC:重度溶血性貧血、血小板減少、白血球減少。生化学:ビリルビン上昇、肝酵素上昇。高熱(40-42℃)。マダニ(Amblyomma americanum)曝露歴。米国南東部・中南部に分布。鑑別:ヘモプラズマ症、FeLV関連貧血、IMHA。致死率高い(急性型>60%)。治療:アトバコン+アジスロマイシン+支持療法。
治療
猫におけるシタウクソーン症の治療には、同定された寄生虫に応じた適切な駆虫薬が必要である。一部の駆虫薬は特定の種に有毒であるため、種に適した用量設定が重要である。全てのライフステージを排除するため複数回投与が必要な場合がある。環境消毒と接触動物の治療で再感染を防止する。貧血、脱水、栄養失調などの二次的合併症に対する支持療法を行う。
予防
シタウクソーン症の予防には定期的な予防駆虫、環境衛生と糞便除去、新規動物の隔離・検査、ベクター防除、中間宿主や汚染環境への曝露回避が含まれる。
予後
シタウクソーン症の予後: 適切な駆虫薬で予後良好。重度感染や免疫不全個体では予後が劣る。環境消毒と再感染予防が重要。
関連する薬品
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