マイコバクテリウム症(鳥結核)(鳥)
概要
鳥における細菌性の多臓器/全身疾患。マイコバクテリウム症(鳥結核)は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
※ 症状をクリックすると、その症状を示す鳥の他の疾患を確認できます
原因
鳥における細菌性の多臓器/全身疾患。マイコバクテリウム症(鳥結核)は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
鳥における細菌性の多臓器/全身疾患。マイコバクテリウム症(鳥結核)は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
鳥類マイコバクテリウム症(鳥結核, M. avium): 治療困難で再発が多い。① 治療プロトコル: アジスロマイシン 40-50 mg/kg PO q24h + リファンピシン 45 mg/kg PO q24h + エチオブトール 30 mg/kg PO q24h、最低6ヶ月(多くは12ヶ月以上)。② 飼養禁止:陽性個体は他鳥への感染源となるため隔離・治療または安楽死を検討。③ 環境消毒は3%ホルムアルデヒドまたはエタノール70%(芽胞耐性高い)。④ ⚠免疫不全者(HIV+、化学療法中)はM. avium感染リスク—家族曝露を確認。支持療法(鳥類): 保温28-30℃(重症は30-32℃)、皮下/骨内輸液 50-100 mL/kg/日 (温乳酸リンゲルまたはノルモソルR)、強制給餌(Emeraid Omnivore/Carnivoreなど 20-30 mL/kg q4-6h)、酸素分圧40%以下を維持しつつ呼吸補助。
予防
鳥におけるマイコバクテリウム症(鳥結核)の予防は適切なワクチネーションプログラムの実施が中核である(利用可能な場合)。衛生的飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間設定(最低14日、感染症によっては60日以上)、過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力維持、ストレス軽減が重要。感染動物との接触回避、汚染器具・環境の消毒(次亜塩素酸・アルコール系・第四級アンモニウム製剤を病原体に応じて選択)を徹底する。定期的健康診断による早期発見と治療が蔓延防止に寄与する。
予後
鳥のマイコバクテリウム症(鳥結核)は予後不良。長期多剤併用(azithromycin+rifampin+ethambutol 6-12ヶ月)でも再発率高く、群への感染拡大リスクから安楽死を検討する。人獣共通感染症リスクあり防護必須。
関連する薬品
※ 薬品名をクリックすると詳細な投与量・副作用情報を確認できます
感染症の他の疾患(鳥)
VetDictで鳥の鑑別診断を行う
症状チェッカーを使う関連する疾患
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。