クラミジア・プシッタシ(人獣共通)(鳥)
概要
鳥における細菌性の呼吸器系疾患。クラミジア・プシッタシ(人獣共通)は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
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原因
鳥における細菌性の呼吸器系疾患。クラミジア・プシッタシ(人獣共通)は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
鳥における細菌性の呼吸器系疾患。クラミジア・プシッタシ(人獣共通)は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
鳥クラミジア症(オウム病、Chlamydia psittaci): ① ⚠人獣共通—取扱注意(人psittacosis原因)。② 確定: PCR(咽頭・総排泄腔スワブ)、IFA、ELISA、培養(困難)。③ 第一選択: ドキシサイクリン 25-35 mg/kg PO q24h × 45日—長期治療必須。経口困難例はdoxycycline hyclate IM 75-100 mg/kg q5-7日 × 6-7回。④ 代替: アジスロマイシン 40 mg/kg PO q48h × 45日、エンロフロキサシン 15 mg/kg PO q12h × 21日(軽症)。⑤ 支持療法: 強制給餌(Emeraid Carnivore/Omnivore)、輸液 50-100 mL/kg/日 SC、保温30-32℃。⑥ 環境消毒: 1:1000ベンザルコニウム塩化、3%ホルマリン、quaternary ammonium、5%漂白剤。⑦ 隔離: 治療中・治療後2ヶ月は他鳥との接触回避。⑧ 飼主教育: 人感染リスク(インフルエンザ様症状で受診時にpsittacosis申告)、PPE使用。⑨ 都道府県保健所への届出(家畜伝染病予防法)。Compendium of Measures to Control C. psittaci, CDC/NASPHV 2017。支持療法(鳥類): 保温28-30℃(重症は30-32℃)、皮下/骨内輸液 50-100 mL/kg/日 (温乳酸リンゲルまたはノルモソルR)、強制給餌(Emeraid Omnivore/Carnivoreなど 20-30 mL/kg q4-6h)、酸素分圧40%以下を維持しつつ呼吸補助。
予防
鳥におけるクラミジア・プシッタシ(人獣共通)の予防は適切なワクチネーションプログラムの実施が中核である(利用可能な場合)。衛生的飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間設定(最低14日、感染症によっては60日以上)、過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力維持、ストレス軽減が重要。感染動物との接触回避、汚染器具・環境の消毒(次亜塩素酸・アルコール系・第四級アンモニウム製剤を病原体に応じて選択)を徹底する。定期的健康診断による早期発見と治療が蔓延防止に寄与する。
予後
鳥におけるクラミジア・プシッタシ(人獣共通)の予後は病原体の毒力・宿主免疫状態・治療開始時期・基礎疾患の有無により大きく異なる。早期診断と適切な抗病原体療法・支持療法により多くの感染症は良好な予後となる。宿主の免疫抑制・若齢・高齢・多臓器不全併発例は予後不良となりうる。再発・慢性化・薬剤耐性発現も予後に影響する重要因子である。
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