異物摂取(Bird)
概要
鳥における外傷性の消化器系疾患。異物摂取は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
原因
鳥における外傷性の消化器系疾患。異物摂取は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
鳥における外傷性の消化器系疾患。異物摂取は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
異物摂取(鳥)。好奇心旺盛な鳥(特にオウム目)に多い。金属・プラスチック片など。診断: レントゲン(金属は高吸収で明瞭)、造影検査(バリウム)、内視鏡。治療 — 部位別: 嗉嚢(crop)内異物: 全身麻酔下で嗉嚢切開(ingluviotomy)→ 摘出。 小異物は内視鏡下で把持鉗子で摘出可能。 前胃/筋胃内小異物: 流動パラフィン/ミネラルオイル(1-2 mL/kg PO q12h)。 食物繊維増量 → 自然排泄を促す。 金属異物: 早期摘出が原則(鉛/亜鉛中毒のリスク)。 腸内異物: 開腹術(enterotomy)。 金属中毒合併: CaEDTA 30-50 mg/kg IM q12h × 5日(鉛/亜鉛キレート)。周術期: 輸液(温皮下/骨髄内)、保温、強制給餌。 抗菌薬: エンロフロキサシン15 mg/kg PO q12h × 5-7日。 鎮痛: メロキシカム0.5-1 mg/kg PO q12-24h。予防: 鳥の届く場所から金属物/小物の撤去。予後: 早期診断で良好。中毒合併例は予後ガード。 [ECVN:Block] 【補助療法オプション — Equine & Canine Vet Nutrition (caninevet.jp)】 • MSM+アミノコンプリート (MSM+必須アミノ酸(BCAA中心)): 組織修復・筋肉維持・肝腎栄養サポート ※MSM+アミノコンプリート: 重度肝・腎不全は蛋白負荷に留意
予防
毒性物質へのアクセス防止が最も重要な予防策である。有毒植物の除去、農薬・殺鼠剤・清掃用品の安全な保管、人間用医薬品の動物への不適切な使用防止、種特異的な食品毒性の理解(犬のチョコレート・ブドウ、猫のユリ等)が必要である。飼い主教育により誤食事故の大部分は予防可能である。環境中の化学物質への慢性的曝露にも注意が必要である。
予後
予後は毒性物質の種類、摂取量、曝露から治療開始までの時間、臓器障害の程度に大きく依存する。早期の除染処置(催吐・胃洗浄・活性炭投与)と積極的な支持療法により多くの急性中毒は良好な転帰を示す。肝壊死や腎不全を呈する重症例では予後不良となりうる。慢性中毒では臓器損傷が不可逆的な場合があり、長期的な機能モニタリングが必要である。
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