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鳥 (Bird) 感染症 緊急

ハヤブサヘルペスウイルス感染症

Falcon Herpesvirus Infection / ハヤブサヘルペスウイルス感染症

概要

ハヤブサや猛禽類に肝脾炎と封入体肝炎を引き起こすヘルペスウイルス感染症。

主な症状

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原因

鳥に病原性を示すヘルペスウイルス(オウム目ではPacheco病を起こすサイタシドヘルペスウイルス等)の感染による。糞・呼吸器分泌物やキャリア鳥を介して伝播する。

病態生理

鳥のヘルペスウイルス感染は複数の鳥種特異的ヘルペスウイルスによる疾患群。主要なもの:(1) Psittacid herpesvirus(PsHV — オウム目の乳頭腫・肝炎)、(2) Gallid herpesvirus 1(GaHV-1 — 鶏のILT/伝染性喉頭気管炎)、(3) Columbid herpesvirus 1(CoHV-1 — ハトのスモレン病/壊死性肝炎)、(4) Anatid herpesvirus 1(アヒルペスト/DVE)。全てアルファヘルペスウイルスで、三叉神経節に潜伏感染→ストレス時再活性化が共通特性 (Kaleta EF & Docherty DE. Avian Pathol 2007;36:257-275)。

治療

【鳥におけるハヤブサヘルペスウイルス感染症】 ハヤブサヘルペスウイルス感染症は培養感受性試験を診療指針とし、empiricalにはエンロフロキサシン 5-15 mg/kg PO/IM q12-24h またはアモキシシリン・クラブラン酸 12.5-25 mg/kg PO q12h(小型哺乳類除く)を開始。 膿瘍形成例は外科的切開・排膿・洗浄(生食または0.05%クロルヘキシジン)が抗菌薬単独より治癒率高い。 発熱・全身症状時は炎症マーカー(SAA、CRP)と血液培養。 再発リスクの高い症例ではバイオフィルム形成菌(Pseudomonas, Staphylococcus pseudintermedius MRSP)を疑い、長期抗菌薬を6-8週継続。 支持療法(鳥類): 保温28-30℃(重症は30-32℃)、皮下/骨内輸液 50-100 mL/kg/日 (温乳酸リンゲルまたはノルモソルR)、強制給餌(Emeraid Omnivore/Carnivoreなど 20-30 mL/kg q4-6h)、酸素分圧40%以下を維持しつつ呼吸補助。 【鑑別と経過観察】類似症候を呈する疾患の除外と、治療4-8週後の再評価が予後改善の鍵。重症度・併発症によっては鳥の専門医紹介を考慮する。 [ECVN:Block] 【補助療法オプション — Equine & Canine Vet Nutrition (caninevet.jp)】 • For Antioxidant (アスタキサンチン+メロンSOD+VitE+システイン(アスタアミノ処方)): 抗酸化・慢性疾患免疫サポート。アスタキサンチン(カロテノイド系)+SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)が活性酸素種を消去。CKD・肝疾患・アトピー・ダニ媒介性感染症の酸化ストレス軽減、高齢動物の免疫機能維持に • MSM+アミノコンプリート (MSM+必須アミノ酸(BCAA中心)): 組織修復・筋肉維持・肝腎栄養サポート。BCAA(分岐鎖アミノ酸)が筋蛋白合成を促進+MSMが結合組織の修復をサポート。術後回復、骨折治癒、CKD/肝疾患の筋肉量維持、競走馬・スポーツ犬の運動器サポートに ※MSM+アミノコンプリート: 重度肝・腎不全は蛋白負荷に留意

予防

鳥におけるヘルペスウイルス感染の予防は適切なワクチネーションプログラムの実施が中核である(利用可能な場合)。衛生的飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間設定(最低14日、感染症によっては60日以上)、過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力維持、ストレス軽減が重要。感染動物との接触回避、汚染器具・環境の消毒(次亜塩素酸・アルコール系・第四級アンモニウム製剤を病原体に応じて選択)を徹底する。定期的健康診断による早期発見と治療が蔓延防止に寄与する。

予後

適切な抗菌薬療法と感染源制御で予後良好。慢性または深部感染は長期管理が必要。免疫不全の個体はより予後要注意。

関連する薬品

💊 アモキシシリン 💊 アモキシシリン・クラブラン酸 💊 エンロフロキサシン 💊 クロルヘキシジン

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