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鳥 (Bird) その他 緊急

鳥類パスツレラ症(家禽コレラ変異型)

Avian Pasteurellosis (Fowl Cholera Variant) / 鳥類パスツレラ症(家禽コレラ変異型)

概要

パスツレラ・ムルトシダ感染症で、急性敗血症または慢性局所感染を引き起こす。

主な症状

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原因

鳥のパスツレラ症はグラム陰性菌 Pasteurella multocida の感染による。口腔・上気道の常在菌で、咬傷や呼吸器を介して伝播する。

病態生理

パスツレラ症は Pasteurella multocida の感染による。菌は莢膜により食細胞による貪食を回避し、粘膜上皮に付着・定着する。急性経過では菌血症から敗血症・突然死に至り、内毒素(LPS)が全身性炎症反応を増悪させる。慢性経過では鼻炎・肺炎・膿瘍・関節炎など局所の化膿性炎症を形成する。

治療

鳥におけるパスツレラ症 (Pasteurella multocida): ① 第一選択: エンロフロキサシン 5-15 mg/kg PO/SC q12-24h × 14-30日(ウサギの慢性例は3ヶ月以上)、ペニシリン G 40,000-60,000 IU/kg SC q24h(ウサギは経口β-ラクタム禁忌、SC/IMのみ)、トリメトプリム・スルファ 15-30 mg/kg PO q12h。② 鼻腔・上気道炎(snuffles): ネブライザー(生食 + ゲンタマイシン 50 mg/4 mL)q8-12h。③ 皮下膿瘍は外科的切開・除去(マルセイン化)が再発予防に重要—単純な切開排膿は不十分。④ 中耳・内耳炎: 全身抗菌薬 + 鼓室洗浄、ステロイド使用は議論あり(短期低用量のみ)。⑤ 慢性キャリア・群飼育: 感染個体の隔離、新規導入時の鼻腔培養スクリーニング。支持療法(鳥類): 保温28-30℃(重症は30-32℃)、皮下/骨内輸液 50-100 mL/kg/日 (温乳酸リンゲルまたはノルモソルR)、強制給餌(Emeraid Omnivore/Carnivoreなど 20-30 mL/kg q4-6h)、酸素分圧40%以下を維持しつつ呼吸補助。 [ECVN:Block] 【補助療法オプション — Equine & Canine Vet Nutrition (caninevet.jp)】 • For Antioxidant (アスタキサンチン+メロンSOD+VitE+システイン(アスタアミノ処方)): 抗酸化・慢性疾患免疫サポート。アスタキサンチン(カロテノイド系)+SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)が活性酸素種を消去。CKD・肝疾患・アトピー・ダニ媒介性感染症の酸化ストレス軽減、高齢動物の免疫機能維持に

予防

鳥におけるパスツレラ症の予防は適切なワクチネーションプログラムの実施が中核である(利用可能な場合)。衛生的飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間設定(最低14日、感染症によっては60日以上)、過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力維持、ストレス軽減が重要。感染動物との接触回避、汚染器具・環境の消毒(次亜塩素酸・アルコール系・第四級アンモニウム製剤を病原体に応じて選択)を徹底する。定期的健康診断による早期発見と治療が蔓延防止に寄与する。

予後

疾患の重症度、治療開始の早さ、治療反応により異なる。早期の適切な治療介入で一般に予後改善。

関連する薬品

💊 エンロフロキサシン 💊 ゲンタマイシン

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📚 参考文献

Based on articles retrieved from PubMed

  1. Deeb BJ, DiGiacomo RF (2000). Pasteurella multocida and rabbit respiratory disease: epidemiology, pathogenesis, and treatment. Lab Anim Sci. [PubMed]

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