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💊 パシレオチド(シグニフォー)

Pasireotide (Signifor) / パシレオチド(シグニフォー)

作用機序

ソマトスタチン受容体サブタイプ1・2・3・5に高親和性のマルチ受容体ソマトスタチンアナログ。猫の成長ホルモン産生下垂体腺腫はsst5を発現し、sst2選択的なオクトレオチドはほぼ作用しない — パシレオチドが猫でIGF-1を低下させうる薬理学的根拠。

Multireceptor somatostatin analog with high affinity for somatostatin receptor subtypes 1, 2, 3 and 5. Feline somatotroph adenomas express sst5, which octreotide (sst2-selective) barely engages — the pharmacologic reason pasireotide lowers IGF-1 in cats where octreotide fails.

動物種別 投与量

動物種安全性用量備考

Dog
✕ 禁忌 犬では確立していない — 犬の下垂体性クッシングはトリロスタンで管理し、パシレオチドは研究段階。

Cat
✓ 可 短時間作用型: 0.03 mg/kg SC q12h(Scudder 2015 JVIM — 先端巨大症/下垂体性ソマトトロピン過剰症でIGF-1とインスリン必要量を低下)。持続性(LAR): 6-8 mg/kg IM 4週毎(Gostelow 2017 JVIM — 一部の猫で糖尿病寛解)。インスリン感受性の改善に伴い血糖を厳密に監視しインスリンを減量 — 実務上の主リスクは低血糖。 極めて高価。下痢・軟便が高頻度。根治療法は下垂体摘出術または放射線治療 — パシレオチドは手術/放射線が選択できない場合の内科管理。

主な副作用

  • ⚠️ 下痢・軟便、低血糖(インスリン抵抗性の解除に伴う)、注射部位反応、長期使用での胆石(ヒトデータ)。

禁忌・注意

🚫 インスリン治療中の猫では血糖モニタリング体制なしに開始しない。

薬物相互作用

併用薬影響
Insulinインスリン必要量が急速に低下 — 減量しないと低血糖
Cyclosporineシクロスポリンの吸収低下(ヒトデータ)

この薬が使われる疾患

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※ 本ページの用量・相互作用情報は獣医学的参考資料であり、処方の代替ではありません。投与前に必ず原典(Plumb's Veterinary Drug Handbook 等)および添付文書で再確認し、獣医師の判断のもとで使用してください。
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