💊 バシトラシン
Bacitracin / バシトラシン
作用機序
ポリペプチド系抗菌薬。細胞壁合成阻害によるグラム陽性菌への殺菌作用。全身投与は腎毒性のため局所使用のみ。
Polypeptide antibiotic. Bactericidal against gram-positive bacteria by inhibiting cell wall synthesis. Topical use only due to systemic nephrotoxicity.
動物種別 投与量
| 動物種 | 安全性 | 用量 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 犬 Dog |
✓ 可 | 8-12時間毎に外用(多くは3種配合: バシトラシン+ネオマイシン+ポリミキシンB) | 軽微な創傷ケア・手術後切開部ケア |
| 猫 Cat |
✓ 可 | 8-12時間毎に外用 | 軽微な創傷。舐め防止 |
| うさぎ Rabbit |
✓ 可 | 12時間毎に外用 | 軽微な創傷ケア。経口使用不可(腸内細菌叢異常) |
| 鳥 Bird |
✓ 可 | 12時間毎に創傷に外用 | 鳥類の表在性創傷ケア |
| インコ Parakeet |
✓ 可 | 12時間毎に創傷に外用 | (鳥類データから推定) 鳥類の表在性創傷ケア |
| オウム Parrot |
✓ 可 | 12時間毎に創傷に外用 | (鳥類データから推定) 鳥類の表在性創傷ケア |
| 爬虫類 Reptile |
✓ 可 | 24時間毎に外用 | 軽微な甲羅・皮膚創傷ケア |
| リクガメ Tortoise |
✓ 可 | 24時間毎に外用 | (爬虫類データから推定) 軽微な甲羅・皮膚創傷ケア |
| ヘビ Snake |
✓ 可 | 24時間毎に外用 | (爬虫類データから推定) 軽微な甲羅・皮膚創傷ケア |
| トカゲ Lizard |
✓ 可 | 24時間毎に外用 | (爬虫類データから推定) 軽微な甲羅・皮膚創傷ケア |
主な副作用
- ⚠️ 接触性感作
- ⚠️ 局所刺激
- ⚠️ 腎毒性(全身投与—全身使用不可)
禁忌・注意
🚫 全身投与禁止(腎毒性)。深部創傷・体腔内使用回避(吸収リスク)。
薬物相互作用
| 併用薬 | 影響 |
|---|---|
| neuromuscular_blockers | 広範囲創傷からの吸収で神経筋遮断薬を増強する可能性 |
この薬が使われる疾患
抗菌薬・抗生物質の他の薬品
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※ 本ページの用量・相互作用情報は獣医学的参考資料であり、処方の代替ではありません。投与前に必ず原典(Plumb's Veterinary Drug Handbook 等)および添付文書で再確認し、獣医師の判断のもとで使用してください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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