表在性角膜潰瘍
概要
角膜上皮の欠損。外傷が最多の原因。
主な症状
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病態生理
角膜上皮バリアの破綻により上皮欠損が生じ、露出した実質前面の神経終末が刺激されて強い疼痛・反射性ぶどう膜炎(縮瞳・前房フレア・低眼圧)を引き起こす。表在性(実質1/3未満)では基底膜が保たれていれば48-72時間で上皮遊走により再被覆され、5-7日で治癒する。ただし基底膜の接着不良による治癒遅延性上皮欠損(indolent ulcer)や、細菌(緑膿菌等)・真菌の二次感染によるプロテアーゼ性融解で深部潰瘍へ移行するリスクがあるため、再染色での経過観察が重要である。潰瘍がある間は局所ステロイドが禁忌である。
予防
馬における表在性角膜潰瘍の予防は感染症対策と早期発見が中心。感染性結膜炎: ワクチネーション(FHV-1・FCV)と感染猫との接触回避。角膜潰瘍: 眼外傷の予防、グルーミング時の眼科ケア。白内障: 糖尿病の良好な血糖管理、遺伝性品種の繁殖管理、抗酸化物質補給。緑内障: 素因品種の定期的眼圧測定。全動物で年1回以上の眼科検診。
予後
馬における表在性角膜潰瘍の予後は早期治療で良好だが、感染性深層潰瘍は穿孔リスクがあり眼科専門医への紹介を要する。
📚 参考文献
Based on articles retrieved from PubMed
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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