骨髄炎
概要
甲羅外傷に続発することもある細菌性の骨感染症です。
主な症状
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臨床徴候
リクガメにおける骨髄炎の臨床徴候は罹患部位と病態の急性/慢性により異なる。急性外傷: 跛行(非荷重)・腫脹・疼痛・変形(骨折・脱臼)。慢性変性: 起立困難・運動不耐性・跛行(運動後悪化・寒冷で悪化)・関節腫脹(OA等)。発達性異常: 子犬期から軽度跛行(股関節・肘関節形成不全)。感染性: 発熱を伴う関節腫脹・疼痛(敗血症性関節炎)。
原因
リクガメにおける骨髄炎の原因: 発達異常、変性変化、外傷、感染過程、栄養バランス異常、遺伝的素因による筋骨格系疾患。肥満と過度の運動がリスクを高める。
病態生理
骨髄炎はリクガメにおける整形外科・筋骨格系疾患である。骨、関節、または支持軟部組織の構造的損傷、変性変化、発達異常を伴う。軟骨変性、軟骨下骨リモデリング、滑膜炎が関節疾患を特徴づける。腱・靭帯損傷は機械的安定性を障害する。疼痛、跛行、運動性低下がQOLに大きく影響する特徴的な臨床徴候である。
診断
X線検査で骨融解像・骨膜反応・骨硬化・死骨(sequestrum)形成を評価する。罹患部位の腫脹・排膿・瘻孔の有無を視診・触診で確認する。FNA・骨生検の細菌培養・感受性試験で起炎菌を同定し、嫌気性菌を含む広範な培養を実施する。病理組織検査で慢性炎症・壊死・骨改変を評価する。CBC・血液生化学(尿酸・WBC)で全身性感染と腎機能を確認。リクガメでは甲羅損傷部位からの二次感染による骨髄炎が多く、受傷歴と環境衛生の確認が重要。代謝が遅いため慢性経過をたどりやすく長期モニタリングが必要。
治療
リクガメにおける骨髄炎の治療: 原因に応じた特異的治療。支持療法(輸液・栄養・疼痛管理)。定期モニタリング。
予防
骨髄炎の予防: 定期健診。適切な栄養。ストレス軽減。早期受診。
予後
骨髄炎の予後: 早期治療で多くは良好。定期モニタリングで管理可能。
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