スペクタクル下膿瘍
Subspectacular Abscess / スペクタクル下膿瘍
概要
口内炎からの上行感染によるスペクタクル下の膿瘍で、外科的排膿が必要です。
主な症状
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原因
ヘビにおける眼鏡鱗下膿瘍の原因: 創傷汚染、経口摂取、吸入、日和見的過剰増殖による細菌コロニー形成。ストレス、免疫抑制、不衛生、過密飼育、併発疾患が素因となる。
病態生理
ヘビの膿は哺乳類と異なり乾酪性(チーズ様の固形)で、自然排膿しにくく被膜に包まれた腫瘤を形成する。皮下・耳道(リクガメの耳膿瘍)・眼鏡鱗下(ヘビ)など部位は多様で、放置すると深部組織・骨へ波及する。治療は外科的な被膜ごとの摘出・デブリードマンが基本で、抗菌薬単独では消退しにくい。
治療
ヘビにおける眼鏡鱗下膿瘍の治療には、可能であれば培養感受性試験に基づく標的抗菌薬療法が必要である。結果待ちの間は経験的広域抗菌薬を開始する。抗菌薬治療期間は感染の排除と耐性予防に十分な期間とする。膿瘍や壊死組織には外科的排膿またはデブリードマンが必要な場合がある。支持療法として輸液、鎮痛薬、抗炎症薬、栄養サポートを行う。
予防
眼鏡鱗下膿瘍の予防には適切な衛生管理・消毒、利用可能なワクチン接種、創傷の迅速な処置、ストレス軽減、適切な換気、感染動物の隔離が含まれる。
予後
スペクタクル下膿瘍の予後: 早期治療で多くは良好。定期モニタリングで管理可能。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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