← トップへ戻る
爬虫類 (Reptile) 軽度

肥満

Obesity / 肥満

概要

過食や運動不足による過剰な体脂肪蓄積で、脂肪肝などの疾患を引き起こすリスクがあります。

主な症状

difficulty moving excessive weight fat deposits lethargy

原因

過給餌(頻度が多すぎる・大きすぎる餌)、高脂肪食、飼育下での運動不足、環境エンリッチメントの欠如、動物の代謝ニーズではなく飼い主のスケジュールに合わせた給餌。

病態生理

過剰なカロリー摂取は体腔内脂肪体、皮下組織、肝臓に脂肪として蓄積される。肝細胞への脂肪蓄積が肝リピドーシスを引き起こす。肥満は関節への機械的ストレスを増加させ、移動を障害し、繁殖成功率を低下させ、寿命を短縮する。脂肪沈着は内臓を圧迫しうる。

治療

段階的カロリー削減 — 急速な絶食は肝リピドーシスを誘発するため行わない。給餌頻度と餌サイズの削減。活動促進のためケージサイズと環境複雑性の増加。ボディコンディションスコアの定期的モニタリング。月1-2%の体重減少を目標。

予防

種に適切な量と間隔での給餌、環境エンリッチメントの提供、運動のための十分なケージサイズの確保、定期的なボディコンディションのモニタリング。

予後

段階的な食事改善と活動増加で予後良好。肝リピドーシスの併発は予後を悪化させる。

VetDictで爬虫類の鑑別診断を行う

症状チェッカーを使う
📋 爬虫類の疾患一覧を見る →
※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。