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うさぎ (Rabbit) 環境 緊急

熱中症(重度)

Heat Stroke - Severe / 熱中症(重度)

概要

中枢神経症状、DIC、臓器不全を伴う重度の熱中症で、積極的な治療なしでは致死的です。

主な症状

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臨床徴候

ウサギにおける熱中症(重度)の臨床徴候は罹患部位(前脳・脳幹・小脳・脊髄・末梢神経)により局在化所見を示す。前脳: 発作・行動変化・盲目・周徊・運動失調。脳幹: 脳神経障害・運動失調・意識障害。小脳: 企図振戦・低測定運動失調・広基歩行。脊髄: 四肢麻痺/対麻痺・排尿障害・反射異常(病変高位で異なる)。末梢神経: 筋萎縮・反射低下・遠位部優位の弛緩性麻痺。

原因

ウサギにおける熱中症(重度)の原因: 中枢神経症状、DIC、臓器不全を伴う重度の熱中症で、積極的な治療なしでは致死的です。

病態生理

熱中症(重度)はウサギにおける外傷性・機械的疾患である。罹患組織の構造的耐性を超える外部機械的力により組織損傷が生じる。損傷は出血、浮腫、疼痛を伴う急性炎症カスケードを惹起する。重症度に応じて、血管供給の途絶による虚血、環境微生物による汚染、進行性の組織壊死が生じうる。治癒過程は止血、炎症、増殖、リモデリングの各段階を経る。

診断

高温環境(>28°C)での虚脱・開口呼吸・流涎・けいれん・意識障害から重度熱中症を疑う。直腸温>41°Cで確認。CBC/生化学で脱水(PCV上昇)・電解質異常・肝酵素上昇・腎機能障害・CK上昇(横紋筋融解)を評価。血液ガスで代謝性アシドーシスを確認。凝固検査でDIC合併を評価。ウサギは汗腺を持たず耳介の血管拡張が主要な放熱機構であるため高温環境に極めて脆弱。28°C以上で熱中症リスクが急上昇する。致死率が高く緊急対応が必要。

治療

ウサギにおける熱中症(重度)の治療は安定化、疼痛管理、創傷ケアを優先する。生命を脅かす損傷を最初に評価・対処する(気道、呼吸、循環)。種に適した鎮痛薬(NSAIDs、オピオイド、局所麻酔薬)による鎮痛が不可欠である。創傷を洗浄・デブリードマンし、一次閉鎖、二次治癒、再建手術を適宜行う。汚染創には広域抗菌薬を使用する。骨折には副子固定または外科的固定を行う。遅発性合併症をモニタリングする。

予防

熱中症(重度)の予防には安全で種に適した飼育環境の整備、鋭利物・危険物の除去、適切な取り扱い技術、他の動物との接触時の監視、温度管理、落下防止策が含まれる。

予後

熱中症(重度)の予後: 早期発見と適切な治療で多くの疾患は予後良好。慢性疾患は定期的モニタリングと治療調整で長期管理可能。

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