脳炎(オウム)
概要
オウムにおけるウイルス性の神経系疾患。脳炎は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
※ 症状をクリックすると、その症状を示すオウムの他の疾患を確認できます
原因
オウムにおけるウイルス性の神経系疾患。脳炎は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
オウムにおけるウイルス性の神経系疾患。脳炎は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
オウム脳炎: 主因—ボルナウイルス(PDD)、PMV、West Nile、サルモネラ、クラミジア、重金属中毒(鉛/亜鉛)、Sarcocystis、Aspergillus髄膜脳炎。① 緊急処置: 痙攣→ジアゼパム 0.5-1.0 mg/kg IV/IN/直腸、重積はミダゾラム CRI 0.1-0.5 mg/kg/h、脳浮腫→マンニトール 0.5-1.0 g/kg IV over 20 min(10%以上希釈、心機能注意)。② 原因検索: 神経学的検査、MRI、CSF分析(細胞数・蛋白・培養・PCR)、血液PCR/血清学(病原体特異)。③ 重金属中毒: Ca-EDTA 35 mg/kg IM q12h × 5日。④ 細菌性: エンロフロキサシン 10-15 mg/kg PO/IM q12h × 4-6週、ドキシサイクリン 25-50 mg/kg PO q24h(クラミジア)。⑤ 真菌性: イトラコナゾール 5-10 mg/kg PO q24h、ボリコナゾール 12.5 mg/kg PO q12h × 6-12週、肝酵素モニタ。⑥ Sarcocystis: トリメトプリム・スルファ 30 mg/kg PO q12h + ピリメサミン 0.5 mg/kg PO q24h × 30-60日。⑦ PDD(ボルナ): メロキシカム 0.5-1 mg/kg PO q24h(症状軽減のみ)、塩化セレストデロン経験的。支持療法(鳥類): 保温28-30℃(重症は30-32℃)、皮下/骨内輸液 50-100 mL/kg/日 (温乳酸リンゲルまたはノルモソルR)、強制給餌(Emeraid Omnivore/Carnivoreなど 20-30 mL/kg q4-6h)、酸素分圧40%以下を維持しつつ呼吸補助。
予防
オウムにおける脳炎の予防は原因病態によって異なる。感染性脳炎: 適切なワクチネーション(特に狂犬病・ジステンパー・FIP予防)と媒介動物制御。特発性てんかん: 遺伝性素因品種の繁殖管理。認知機能不全症候群: 知的刺激の提供、適度な運動、抗酸化サプリメント、SAMe等の補完療法。外傷性脳脊髄損傷: 交通事故・落下事故予防、適切な飼育環境。中毒予防: 環境管理。
予後
オウムにおける脳炎の予後は病因により異なり、自己免疫性は免疫抑制で寛解可能、感染性は病原体により異なる。
関連する薬品
※ 薬品名をクリックすると詳細な投与量・副作用情報を確認できます
神経の他の疾患(オウム)
VetDictでオウムの鑑別診断を行う
症状チェッカーを使う関連する疾患
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。