鳥腎症
Avian Nephropathy / 鳥腎症
概要
進行性腎疾患による腎不全。
主な症状
※ 症状をクリックすると、その症状を示すオウムの他の疾患を確認できます
臨床徴候
オウムにおける鳥腎症の臨床徴候は病態と進行段階により異なる。慢性腎臓病: 多飲多尿・体重減少・食欲不振・嘔吐・口臭・脱水(早期は無症候)。急性腎障害: 無尿/乏尿・嘔吐・元気消失・電解質異常。下部尿路疾患(FLUTD/FIC): 頻尿・排尿困難・血尿・排尿時痛・不適切排尿、雄では尿閉(緊急)。尿路感染: 頻尿・血尿・濁尿・発熱(腎盂腎炎時)。
原因
オウムにおける鳥腎症の原因: 進行性腎疾患による腎不全。
病態生理
鳥腎症はオウムにおける腎・泌尿器疾患である。腎臓、尿管、膀胱、または尿道の構造的・機能的障害を伴う。腎疾患は糸球体濾過、尿細管再吸収・分泌、およびホルモン機能(エリスロポエチン、カルシトリオール、レニン)を障害する。進行性のネフロン喪失により高窒素血症、電解質異常、酸塩基障害が生じる。下部尿路疾患は閉塞、尿石症、上行感染を引き起こしうる。
診断
多飲多尿・脚麻痺(腎腫大による坐骨神経圧迫)・痛風結節・沈鬱から鳥腎症を疑う。生化学でUA著増・Ca/P異常・電解質異常を確認。X線で腎腫大・腎石灰化を評価。超音波で腎実質のエコー変化・構造異常を確認。尿検査で尿酸塩結晶の異常排泄パターンを評価。腎生検で間質性腎炎・痛風結節・腎腫瘍・アミロイド沈着を鑑別し確定。大型オウム類(特にヨウム)では腎腫瘍が好発し、長寿命のため慢性腎疾患の発生率が高い。
治療
オウムにおける鳥腎症の治療: 輸液療法。食事管理。感染時は培養に基づく抗菌薬。疼痛管理。
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予防
鳥腎症の予防: 飲水量増加。食事管理。
予後
鳥腎症の予後: 早期治療で良好。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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