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トカゲ (Lizard) その他 軽度

吻部擦過傷(ノーズラブ)

Rostral Abrasion (Nose Rub) / 吻部擦過傷(ノーズラブ)

概要

イグアナやオオトカゲに多いケージ壁面への擦り付けによる吻部の擦過傷です。

主な症状

顔面腫脹 吻部の擦過傷 皮膚病変

原因

皮膚組織への物理的外傷が原因。転落・ケージ損傷・取扱い事故・同居個体や捕食者からの咬傷・環境危険物が一般的原因。ヘビの解剖学的特性が特定の損傷タイプへの素因となりうる。二次合併症として感染・治癒遅延・慢性疼痛がある。

病態生理

ヘビの皮膚組織への外傷性損傷は、挫傷・裂傷・骨折を含む直接的な機械的組織損傷を引き起こす。急性炎症反応により浮腫・出血・疼痛が生じる。二次合併症として細菌汚染・感染・治癒遅延がある。ヘビでは損傷からのストレスが追加の全身合併症を引き起こしうる。

治療

トカゲにおける吻部擦過傷(ノーズラブ)の治療: 原因の鑑別(真菌培養/皮膚掻爬/細胞診)。感染性は適切な抗菌薬/抗真菌薬。アレルギー性は原因除去+対症療法。環境改善・衛生管理。

予防

予防には適切な飼育管理(適切な食事・清潔な環境・最適な温湿度);定期的な獣医師の健康診断;新規動物の検疫;ストレス軽減;種特異的予防措置が含まれる

予後

外傷の予後は損傷の重症度と合併症の有無に依存する。軽度外傷は適切な創傷管理で予後良好。重度外傷、多発骨折、脊髄損傷は予後慎重〜不良。早期治療と適切な疼痛管理が回復を促進する。

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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
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