直腸/総排泄腔脱(Lizard)
概要
トカゲにおける外傷性の消化器系疾患。直腸/総排泄腔脱は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
原因
トカゲにおける外傷性の消化器系疾患。直腸/総排泄腔脱は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
トカゲにおける外傷性の消化器系疾患。直腸/総排泄腔脱は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
【総排泄腔脱】 ■ 病態: 総排泄腔粘膜の外翻・脱出。いきみ(便秘、産卵困難)、寄生虫、腫瘍、低Ca血症が原因。爬虫類・鳥類に多い。 ■ 緊急処置: 脱出組織の乾燥防止(湿った清潔なガーゼ or 生理食塩水で保護)。浮腫軽減: 高張糖液(50%グルコース)で湿布 10-15分。 ■ 治療: 整復—全身麻酔下で愛護的に整復。巾着縫合(2-3日留置)。整復不能 or 壊死組織→外科的切除。 ■ 原因治療: 便秘→輸液+緩下剤。産卵困難→オキシトシン/カルシウム投与。寄生虫→駆虫。低Ca→カルシウム補給+UVB。腫瘍→生検・外科。 ■ 抗菌薬: エンロフロキサシン 5-10 mg/kg PO/SC SID × 7-14日。爬虫類: セフタジジム 20 mg/kg IM q72h。 ■ 疼痛管理: メロキシカム 0.1-0.2 mg/kg PO SID。 ■ 予後: 早期整復+原因治療で良好。壊死・再発は慎重。
予防
安全な飼育環境の整備が最も基本的な予防策である。屋外アクセスの管理(リード使用・フェンス設置)、交通事故防止のための放し飼い制限、高所からの落下防止、他の動物との不適切な接触回避が含まれる。適切な運動管理により過度の負荷による損傷を予防する。環境エンリッチメントによるストレス関連行動(自傷・逃走)の軽減も重要な予防因子である。
予後
予後は損傷の重症度、罹患部位、合併症の有無、治療開始の迅速さに依存する。軽度の軟部組織損傷は適切な処置により完全治癒が期待できる。重度の多発外傷や臓器損傷では初期の集中治療が生存を左右する。骨折の多くは適切な整復と固定により機能的回復が得られるが、神経損傷を伴う場合や開放骨折では予後が慎重となる。リハビリテーションが機能回復に重要である。
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