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魚 (Fish) 皮膚 中等度

ウオジラミ症(アルグルス症)

Fish Lice (Argulus) / ウオジラミ症(アルグルス症)

概要

寄生性甲殻類アルグルスが皮膚に付着し吸血。平らな円盤状の寄生虫として肉眼で確認可能。

主な症状

異常遊泳(暴れる) 体を擦りつける(フラッシング) 活動低下・沈下 体表の充血・発赤 潰瘍・ただれ 糸状の寄生虫が見える

原因

寄生性鰓尾類甲殻類 Argulus 属。遊泳性の成虫が吸盤で宿主皮膚に付着し、血液と組織液を吸引。池飼育の魚に多い。

病態生理

アルグルスは前口針で皮膚を穿刺し、細胞溶解毒素を注入して局所出血と組織壊死を起こす。摂食創は二次細菌感染の侵入口となる。大量寄生は貧血と慢性ストレスを引き起こす。

治療

トリクロルホン浴、ピンセットによる除去、塩水浴。池では水の完全入れ替えも有効。

予防

新規魚の検疫、池への野生魚の侵入防止、定期的な目視検査。

予後

治療により予後良好。有機リン剤で効果的に駆除可能。遊泳期の環境対策なしでは再発しやすい。

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