播種性特発性筋膜炎(Ferret)
Disseminated Idiopathic Myofasciitis / 播種性特発性筋膜炎(Ferret)
概要
フェレットにおける自己免疫性の筋骨格系疾患。播種性特発性筋膜炎は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
虚脱・失神
よだれ
無気力
パンティング
発赤
痙攣
嘔吐
体重減少
原因
原因不明。18ヶ月齢未満に好発。
病態生理
全身性筋膜・筋肉の急性炎症→発熱・食欲廃絶・全身疼痛→多臓器不全。フェレット特異的。
治療
基礎原因の特定と治療。輸液(生理食塩水/乳酸リンゲルSC/IV)。メロキシカム0.2 mg/kg PO q24hで疼痛管理。アモキシシリン-クラブラン酸12.5-25 mg/kg PO q12h(感染が疑われる場合)。高カロリー補助給餌(ダックスープ等)。保温(環境温20-24℃)。環境管理の改善。定期的なモニタリング。 [ECVN:Block] 【補助療法オプション — Equine & Canine Vet Nutrition (caninevet.jp)】 • For Antioxidant (アスタキサンチン+SOD+VitE+システイン): 抗酸化・慢性疾患免疫サポート
予防
高用量プレドニゾロン+支持療法。予後不良。
予後
栄養性疾患の多くは原因となる栄養不均衡の是正により良好な予後が期待できる。早期に適切な食事矯正とサプリメント補充が開始されれば、多くの臨床症状は可逆的である。しかし成長期の骨格変形や重度の神経障害など、長期の栄養欠乏により不可逆的な構造変化が生じた場合は完全な回復が困難である。継続的な栄養モニタリングと食事管理が再発防止に不可欠である。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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