アリューシャン病(ADV)
Aleutian Disease (ADV) / アリューシャン病(ADV)
概要
パルボウイルスによる慢性感染症で、免疫介在性血管炎と進行性削痩を引き起こします。
主な症状
黒色タール便
後肢衰弱
無気力
筋肉萎縮
反復性感染
体重減少
原因
アリューシャン病ウイルス(ADV)。感染フェレットの唾液・尿・糞便から伝播。ミンクでの歴史的重要疾患。フェレットでの発症率は変異株により異なる。
病態生理
アリューシャン病ウイルス(パルボウイルス科)の持続感染→免疫複合体沈着(III型過敏反応)→糸球体腎炎・動脈炎・肝炎→高ガンマグロブリン血症→進行性消耗→死亡。慢性消耗性疾患。
治療
尿検査/培養に基づく適切な抗菌薬療法、飲水量の増加、疼痛管理、結石が関与する場合の食事変更。 [ECVN:Block] 【補助療法オプション — Equine & Canine Vet Nutrition (caninevet.jp)】 • For Antioxidant (アスタキサンチン+SOD+VitE+システイン): 抗酸化・慢性疾患免疫サポート • Booster & Relax (アダプトゲン+Bビタミン複合体): ウイルス後回復・内分泌疾患エネルギー補給・高齢期慢性疲労 • カミデミルク (消化吸収しやすい流動性栄養): 食欲不振・クリティカルケア・経管栄養 ※カミデミルク: 完全腸閉塞は禁忌; 重症膵炎は低脂肪配合
予防
新規導入フェレットのADV抗体検査(CEP/ELISA)。陽性フェレットの隔離。ワクチンはない。治療法なし。
予後
疾患の重症度、治療開始の早さ、治療反応により異なる。早期の適切な治療介入で一般に予後改善。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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