伝染性胃腸炎(TGE)
概要
子豚に高致死率の重度胃腸炎を引き起こすコロナウイルス。
主な症状
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原因
Exotic Otherにおける伝染性胃腸炎(TGE)の原因: 子豚に高致死率の重度胃腸炎を引き起こすコロナウイルス。
病態生理
その他エキゾチック動物における伝染性胃腸炎(TGE)の病態生理は消化管の運動・分泌・吸収・粘膜バリア機能の破綻により展開する。炎症性・潰瘍性病変では粘膜傷害→蛋白漏出・出血・吸収不良→低アルブミン血症・体重減少を生じる。閉塞・うっ滞(イレウス・GI stasis・GDV)では内容物貯留→腸管拡張・血流障害・細菌異常増殖→内毒素血症・脱水・電解質異常に進展する。膵・肝胆道病変では消化酵素・胆汁うっ滞による自己消化・全身炎症反応を惹起する。重症例では循環血液量減少性ショック・敗血症・多臓器不全に至る。
治療
【支持療法・脱水対策が最優先】TGEコロナウイルスに対する抗ウイルス薬はない。新生子豚(2週齢以下): 死亡率ほぼ100%で予後不良。経口電解質液を頻回少量投与。保温(30-32°C)が生存率改善に重要。離乳豚・成豚: 自然回復が多い(7-10日)。輸液: 等張晶質液で脱水補正。二次感染予防: アモキシシリン 10-20 mg/kg PO q12h。止痢薬は原則不使用(ウイルス排出を遅延させる)。栄養管理: 消化しやすい流動食、十分な飲水。母豚: 分娩前に意図的暴露(feedback法)で初乳中抗体を強化する方法もある。環境消毒: 次亜塩素酸ナトリウム(1:32)、ヨードフォア系消毒薬。エンベロープウイルスのため消毒薬感受性は高い。隔離・検疫の徹底。 [ECVN:Block] 【補助療法オプション — Equine & Canine Vet Nutrition (caninevet.jp)】 • CPパウダー (プレバイオ+プロバイオ+サイリウム): 腸内細菌叢正常化・腸管バリア強化・腸腎連関サポート。サイリウム(水溶性繊維)が腸管運動を促進+プレバイオティクスが有益菌(Lactobacillus/Bifidobacterium)の増殖を支援。IBD、慢性腸症、抗菌薬関連dysbiosis、CKDの尿毒素軽減(インドキシル硫酸低減)に ※CPパウダー: 完全腸閉塞は禁忌
予防
伝染性胃腸炎(TGE)の予防にはワクチン接種(利用可能な場合)、新規・病気動物の隔離、厳格なバイオセキュリティ対策、適切な消毒プロトコル、既知のキャリアや汚染環境との接触回避が含まれる。
予後
伝染性胃腸炎(TGE)の予後: 急性は多くが良好。
関連する薬品
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