鉄蓄積症(ヘモクロマトーシス)(Bird)
Iron Storage Disease (Hemochromatosis) / 鉄蓄積症(ヘモクロマトーシス)(Bird)
概要
鳥における代謝性の肝臓/胆道疾患。鉄蓄積症(ヘモクロマトーシス)は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
食欲不振
腹水
骨折
無気力
肝腫大
呼吸窮迫
衰弱
体重減少
原因
食事性鉄過剰。九官鳥・オオハシに特異的感受性。
病態生理
肝臓への過剰鉄蓄積→ヘモジデリン沈着→肝細胞障害→肝線維化→肝不全。九官鳥・オオハシ・ムクドリで特に問題。
治療
瀉血。デフェロキサミン。低鉄食。予後要注意。
予防
低鉄食。柑橘類制限。定期的瀉血。
予後
栄養性疾患の多くは原因となる栄養不均衡の是正により良好な予後が期待できる。早期に適切な食事矯正とサプリメント補充が開始されれば、多くの臨床症状は可逆的である。しかし成長期の骨格変形や重度の神経障害など、長期の栄養欠乏により不可逆的な構造変化が生じた場合は完全な回復が困難である。継続的な栄養モニタリングと食事管理が再発防止に不可欠である。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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