← トップへ戻る
鳥 (Bird) 感染症 重度

鳥メタニューモウイルス性鼻気管炎

Avian Metapneumovirus Rhinotracheitis / 鳥メタニューモウイルス性鼻気管炎

概要

メタニューモウイルスによる鼻気管炎と二次細菌感染を伴う頭部腫脹症候群。

主な症状

無気力 鼻汁 呼吸窮迫 くしゃみ 眼窩下洞腫脹

原因

鳥における鳥メタニューモウイルス性鼻気管炎の原因: メタニューモウイルスによる鼻気管炎と二次細菌感染を伴う頭部腫脹症候群。

病態生理

鳥メタニューモウイルス性鼻気管炎は鳥におけるウイルス感染症である。ウイルスは特定の受容体を介して宿主細胞に侵入し、細胞内機構を利用して複製する。直接的な細胞変性効果(細胞溶解、アポトーシス、標的臓器の組織壊死)を引き起こす。自然免疫(インターフェロン、NK細胞)および適応免疫(抗体、細胞性免疫)の宿主免疫応答が免疫病理に寄与することがある。ウイルス血症により病原体が複数の臓器系に播種される可能性があり、免疫抑制により二次的な細菌・真菌感染のリスクが高まる。

治療

特異的抗ウイルス治療はない。支持療法:輸液(温乳酸リンゲル50-100 mL/kg/日SC/IO)、保温(28-30℃)、経管栄養または挿管給餌。二次性細菌感染の予防にエンロフロキサシン15 mg/kg PO/IM q12h。メロキシカム0.5-1 mg/kg PO q12-24hで疼痛管理。感染動物の隔離と検疫。環境の消毒。

予防

鳥メタニューモウイルス性鼻気管炎の予防にはワクチン接種(利用可能な場合)、新規・病気動物の隔離、厳格なバイオセキュリティ対策、適切な消毒プロトコル、既知のキャリアや汚染環境との接触回避が含まれる。

予後

鳥メタニューモウイルス性鼻気管炎の予後: 軽度の上部気道感染は治療に良好に反応。肺炎は早期治療で予後改善。慢性呼吸器疾患は長期管理が必要。

関連する薬品

💊 エンロフロキサシン 💊 メロキシカム

※ 薬品辞書で詳細な投与量・副作用情報を確認できます

感染症の他の疾患(鳥)

鳥の全疾患を見る →

VetDictで鳥の鑑別診断を行う

症状チェッカーを使う

関連する疾患

胸水(Bird) (共通5症状) 気管支炎(Bird) (共通5症状) 気管炎(Bird) (共通5症状) 呼吸器炎症性疾患(Bird) (共通5症状) 下部気道感染(Bird) (共通5症状) 慢性呼吸器疾患(Bird) (共通5症状) マイコプラズマ症 (共通4症状) ボルデテラ感染症 (共通4症状)
📋 鳥の疾患一覧を見る →
※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。